肩がすごく痛い、いま30代だけどこれって五十肩!?
先日ある女性Yさんからこんな質問を受けました。
「先生、私肩が痛くて病院に行ったら五十肩だと言われました・・・」
「でも、肩は痛いけど全然動きます・・・」
「それに私まだ30代なんですけど・・・」
30代で五十肩と言われたら確かにショックですよね。
そしてこれは本当に五十肩なのか?
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そもそも五十肩って何?
五十肩(ごじゅうかた、英: frozen shoulder)は、肩の痛みと運動制限をきたす疾患。四十肩とも。 正式には肩関節周囲炎(英: shoulder periarthritis)という疾患群のことで、 肩関節の周囲に起こる炎症のこと。 従来は腱板損傷や石灰沈着性腱板炎なども含めて五十肩と呼んでいたが、近年では原因のあきらかな疾患は五十肩に含めない。 すなわち、肩に疼痛(痛み)と運動障害がある、患者の年齢が40歳以降である、 明らかな原因がないという3条件を満たすものを五十肩と呼ぶ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/五十肩(wikipediaより)
これを見る限り中々の曖昧な定義ということですね。
上記のYさんの場合はまず30代ということでこの定義からいうと五十肩には当てはまらなそうですね。
では四十肩??
これもよく聞かれるものですね(笑)
これは名前を変えただけで、症状的には同じ意味合いで使われています。
おそらく40代の方に五十肩ですよ!とお伝えすると気分を悪くされる方もおられますので
四十肩という名前をつけたのでしょう・・・
正式名称は肩関節周囲炎?
今では五十肩という名称も病院などでも当たり前のように使われていますが、 一応正式名称は 「肩関節周囲炎」と呼ばれています。
原因はわかっていない?
「肩関節周囲炎」という名前の通り多くの場合方に炎症が起こった状態です。
ただ、現代の医学でも原因ははっきりとわかっていません。
医学的な五十肩の概論としては 「肩関節周囲炎の退行性変化を基盤として明らかな原因なしに発症し、肩関節の痛みと運動障害を認める疾患群」とされています。
つまりこれが説明しているのはわかりやすくいうと
老化により方が動かしにくくなっている状態ということです。
五十肩の症状は?
・肩の痛み
・肩が固まって動かない
・腕がだるくなる
・寝ている時(特に横向き)に疼く
と行った感じが主な症状です。
そのほかに考えられる原因は?
原因不明や廊下と言われていますがもっと分解して原因を考えて見ると
以下のようなことも言われています。
・ホルモンの問題(エストロゲンの関係でカルシウムが沈着しやすくなる)
・使いすぎ
・不良姿勢による歪みによって関節の動きが悪くなる
・内臓の反射
・筋力の低下
原因が一人一人違うから難しい
五十肩は人によっては2〜3年経っても改善しない方がおられます。
それは原因がはっきりしておらず、一人一人違うため中々改善しないのです。
ある方は「注射1回で治った」でもある方は「何回注射を打っても治らない」
と行った現象が起きるのもこういったことからです。
生活習慣を見直すことも重要
五十肩は肩に症状が出るのでつい肩にばっかり意識がいってしまいますが
実は上記したようにホルモンや血流など内臓の働きが関係していることもあります。
また体の使い方や歪みなどによっても起こります。
ですから、生活習慣から見直す必要があります。
その方が圧倒的に改善が早まるでしょう。
年齢は関係ない?
名前の通り40代後半から50代に多く見られる症状ですが、 今回の質問者のYさんのように30代に五十肩の症状が出られる方もおられますし、 当院でも20代で来られた方もおられました。
逆に70代の方で「五十肩」になり「若返ったー」と喜んでおられる方もおられましたが 決して若返ったのではありません。
最後に・・・
肩の痛みや違和感が出た場合は出来る限り早く医療機関を受診しましょう。
当院にも多くの方が来られますが
早期の段階で来られた方は数回の施術で改善している傾向にあります。
逆にそのうち改善するだろうと放ってられた方は固まってしまい改善するまでに時間がかかってしまう傾向にあります。
大阪府箕面市の医師、プロアスリートも通う整体 岩永朋之整体サロン
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