2018年8月27日 月曜日
交通事故で診断書を書いてもらう時の注意点
交通事故で怪我をすると整形外科で診断書を書いてもらって警察に提出・・・というのが通常の流れです。しかし、その時に注意点があります。この部分を適当にしてしまうと将来泣くことになってしまうかもしれません。
Contents
・怪我をすると整形外科などの病院で診断書を発行してもらう
怪我をした場合、捻挫や打撲など であれば私たちのような 整骨院で治療を受けていただくことができます。 しかし まず、整形外科にて診断書を 発行して頂く必要があります。 その時の注意点を本日はお伝えいたします。・全てを整形外科で伝える
『きになる部位は全て先生に伝えて 診断名をつけてもらってください』 例えば、後ろから追突されました。 翌日から首と肩がかなりしんどくなりました。 腰もやや違和感がある程度。 病院に行って「首がしんどいです。」 と言いました。 診断書には「頚椎捻挫」と記されます。 ここで問題が2つ起こります!!・後から腰が痛くなったらどうするの?
問題1 首の痛みが治まってきました・・・。 すると急に腰の痛みが気になり出しました。 明らかに事故の前にはなかった痛みです。 で整骨院の先生に伝えました。 「でも〇〇さん首しか診断書が出ていないので 首しか治療できません」 となってしまう場合も・・・。 保険会社や整形外科の先生に言って みても 「もう事故からしばらく時間が経って ますしねー」 と言われてしまう場合も 結局自己負担で腰の治療を受けなければ いけない羽目に。・後遺障害が残ったらどうするの?
問題2 首の痛みは治療の効果もあって治まってきました。 しかし、腰が一向に良くなりません。 そして数ヶ月。 保険会社からは打ち切りの提案 整形外科の先生も「症状固定」 「後遺障害申請を出しましょう」 となるわけですが・・・。 腰についての診断書がありません。 ですから交通事故での怪我 と認められないのです。 その結果、後遺障害申請が できないなんてことも。・あなたはこのような思いをしないでください
これらは当院で実際にあったケースです。 あなたも、このような思いを しないためにも しっかりと気になる部位は全て 診断書に書いてもらいましょう。 もちろん、嘘はいけませんよ。まとめ
整形外科で気になる部位は全て伝え 診断書に書いてもらいましょう 途中から出てきた場合も 確実に整形外科で伝えましょう 事故前にはなかったことを しっかり伝えてください。 交通事故の怪我は当院を含め 整骨院で施術を受けていただくことが 可能です。 追伸 捻挫や打撲、挫傷といった怪我は 「必要且つ妥当な施術」 というくくりで自賠責保険や任意保険を 使って、整骨院で施術を受けて頂くことが 可能です。 たまに保険会社が整骨院には受診できない ような内容の説明をしてくることが ありますが、そのようなことは ございませんので 「捻挫で整骨院に通うのは 必要且つ妥当ではありませんか?」 と担当者の方に聞いてみてください。関連ページ
交通事故の後は痛みが無かったが後から出て来た場合 むち打ち(頚椎捻挫)に対する牽引治療の疑問関連記事タグ : 交通事故