2018年8月20日 月曜日
産後交通事故に遭って怪我をしてしまった場合
産後に交通事故に遭ってしまった。(ここでいう怪我はむち打ちなどの捻挫、打撲を指します)通常の時期と同じ様に治療を受けていていいのか?特に問題はないのか?など非常に悩む事が沢山出て来ますよね?そういった場合の解説をしていきますね。 産後間もなく交通事故に遭ってしまった・・・ 首が痛い・・・
なんだか肩周りに違和感がある・・・
腰が痛い・・・ これらの症状が出た場合通常は整形外科や一般的な整骨院で施術を受けます では産後の場合
通常通り整骨院や整形外科で治療を受けていていいのか? 答えは『ケースバイケースだが基本的にはNO』
Contents
・産後の体は特殊だということを知ろう
まずはじめに理解すべきことは産後の体は特殊な状態だということ。 例えば関節。関節は妊娠中から分娩のために緩んだ状態になります。 これは分娩のためであって通常時は緩みません。 栄養状態も貧血状態にあります。 また妊娠高血圧の影響や会陰切開、 血栓ができやすいなどのリスクもあります。・一般的な施術所では産後の特殊な状態に対応できません
産後は病気ではないし流産リスクもないため 妊娠中に比べると受け入れてくれる施術所も多いでしょう。 しかしそこに落とし穴があり、 ほとんどの施設は産後に対する知識がありません。 これは私がいろいろなところへ指導に行って感じることです。・産後には産後にあった施術が必要です
交通事故で負傷した場合もこの産後の特殊な状態の体を 十分に理解して施術に当たらないと良くなるどころか 余計に症状が悪化したり他のところが悪くなってしまう場合があります。 この様な方が実際に当院にご来院されます。 産後の体をケアしながら交通事故での負傷を ケアしていかなければいけないのです。・授乳中は薬やシップもNG??
授乳中でも大丈夫な薬もありますが基本的に制限がかかってしまいます。 ですから、できるだけ薬に頼らない方法が必要です。・放っておくと骨盤もそのままに・・・
先日こんな方が来られました・・・。 産後1年ぐらいの方です。 産後の骨盤矯正やケアにきたかったのですが 産後6ヶ月ぐらいの時に交通事故に遭いその治療で 他の整骨院と整形外科に通っていたら今になってしまいました・・・。 そのかたの骨盤は?というと・・・。 しっかりと歪んだまま固まってしまっていました。 産後の骨盤矯正やケアはできるだけ早期にすることがベストです。 交通事故の怪我のケアももちろん重要です。 ですから2つを同時に行う必要があります。・自賠責保険、任意自動車保険で施術が受けられます
交通事故での怪我に関しては基本的に自賠責保険や 任意の自動車保険を利用して施術を受けていただくことができます。 産後まもないころに不運にも 交通事故に遭われた方は一度お電話でご相談ください。 手続きなどをご説明いたします。・注意
ここでの怪我は頚椎捻挫(むち打ち)や 腰椎捻挫といった捻挫や打撲を指します。 頭を打ったや出血などがある場合は まず一刻も早く病院で処置を受けてください。関連ページ
関連記事タグ : 交通事故