2014年12月5日 金曜日
産後の手首の痛み(腱鞘炎)
産後に起こるトラブルの中でも困るのが手首の痛み。整形外科などでは腱鞘炎と言われます。腱鞘炎は様々な原因から起こるので長引くことが多い悩みの一つです。早期改善のためには原因をしっかり探り一つ一つ丁寧に改善して行くことがポイントです。産後の腱鞘炎について解説していきましょう。最後に動画でセルフケアもお伝えしています。
激痛でお箸が持てないレベルの人もいます。
また、シビレをともなうこともあります。
その他、手首の小指側や手の甲、指の付け根などに症状が出ることがあります。 育児中はずっと赤ちゃんを抱っこしていたり、授乳、オムツを替え、さらに家事とをしたりと負担が一杯です。元々筋力が弱い方はより一層負荷を感じやすいでしょう。 産後はホルモンバランスが安定しません。その中でもエストロゲンは筋肉や腱を滑らかに動かすのを助けたり炎症を抑える作用もあるためホルモン値が低下していると炎症が回復しにくい傾向にあります。
その他、副腎というところから出るホルモンも炎症を抑える働きをします。 産後は全身の血液量や脂肪量が増えること、また貧血や疲労、運動不足などが要因で体が浮腫みやすくなっています。
浮腫むと腱がスムーズに動きにくく痛みの原因になります。
体全体の状態が大きく影響するため全身の調整が必要になります。
ここで大きく影響してくるのが『疲労』
疲労がある状態ではホルモンバランスにも影響が出て
体が回復する方向に進みません
これらの調整が必要になります。
手首が痛いからといって手首だけの施術では良くならないのです。
電気治療などで誤魔化してもほとんどの場合再発してしまいます。
Contents
産後、手首のこんな症状でお悩みではありませんか?
抱っこをするときに痛い
手をついて立とうとすると痛い
ペットボトルのふたが開けられない
お箸が持てない
少し動かすだけで激痛が走る
産後は様々な症状がおこります。その中でも困るのが、手首の痛み。
手は嫌でもよく使います。抱っこができない、何をするにも手首に激痛がはしる…困りますよね。
この手首の痛み実は産後かなりの確率で発症します。
後述しますがそれもしっかりと理由があります。
病院に行ったものの・・・
「骨には異常ありません」
「サポーターをはめておいてください」
「シップで様子をみてください」
授乳中であれば尚更、薬や注射などにも制限がかかってしまいます。
産後の腱鞘炎は通常時の腱鞘炎と少し違う部分もあるのでその辺りを考慮してケアにあたることが重要です。
長引きやすい症状ですがじっくりと原因を取り除けば最終的にはほとんどの場合スッキリ改善するのでご安心ください。 長引かせない為にも痛みや違和感が出ている場合はできるだけ早期にご相談ください。
手は嫌でもよく使います。抱っこができない、何をするにも手首に激痛がはしる…困りますよね。
この手首の痛み実は産後かなりの確率で発症します。
後述しますがそれもしっかりと理由があります。
病院に行ったものの・・・
「骨には異常ありません」
「サポーターをはめておいてください」
「シップで様子をみてください」
授乳中であれば尚更、薬や注射などにも制限がかかってしまいます。
産後の腱鞘炎は通常時の腱鞘炎と少し違う部分もあるのでその辺りを考慮してケアにあたることが重要です。
長引きやすい症状ですがじっくりと原因を取り除けば最終的にはほとんどの場合スッキリ改善するのでご安心ください。 長引かせない為にも痛みや違和感が出ている場合はできるだけ早期にご相談ください。
そもそも腱鞘炎って何??
関節付近には腱鞘という鞘(さや)があります。
これは本来、腱(すじ)があちこち行ってしまわないようにガイドの役目をしています。指を動かしたり手首を動かしたりした時に腱がこの腱鞘を通過します。様々な原因により腱か腱鞘事態に炎症を起こして痛みが出た状態です。
腱鞘炎の症状は??
症状の感じ方
腱鞘炎の症状は基本は痛みですが感じ方は様々 違和感程度で治っている人もいれば激痛でお箸が持てないレベルの人もいます。
また、シビレをともなうこともあります。
痛くなる部位は?
一番多いのは手首の親指側その他、手首の小指側や手の甲、指の付け根などに症状が出ることがあります。
腱鞘炎のセルフチェック
・親指を握って手首を小指側に曲げたときに親指から手首にかけて痛みがある。
・手を大きく開くと痛みがでる
・手を大きく開くと痛みがでる
これらで痛みがでた場合はすぐにご相談ください。
腱鞘炎が起こる原因
① 物理的要因
ホルモンバランス
その他、副腎というところから出るホルモンも炎症を抑える働きをします。
③ むくみによる影響
浮腫むと腱がスムーズに動きにくく痛みの原因になります。
腱鞘炎(手首痛)の治療方法は?
産後の腱鞘炎は手首だけを治療していても良くなりません体全体の状態が大きく影響するため全身の調整が必要になります。
ここで大きく影響してくるのが『疲労』
疲労がある状態ではホルモンバランスにも影響が出て
体が回復する方向に進みません
全身の疲労の除去
自律神経の調整
全身骨格バランス
手首を含めた上肢の調整
手首が痛いからといって手首だけの施術では良くならないのです。
電気治療などで誤魔化してもほとんどの場合再発してしまいます。