産後の股関節痛の痛み
産後、股関節のこんな症状でお悩みではありませんか?
産後は様々な症状がおこりますがその中でも、多いお悩みが股関節周辺の痛みです。 抱っこできなくなると困りますよね?? しっかりとケアすれば改善するのでご安心ください!
股関節ってどんな関節?
股関節は体の中央に位置し、骨盤と大腿骨の骨同士ががっちりと重なりあい、靭帯によってしっかりとつながっています。 身体の中には大小様々な関節があるが、 股関節はこうした関節の中でも最も大きく上半身の体重をすべて受け止めている。 つまり、もっとも荷重のかかる関節なのです!
股関節の痛み方
股関節の痛みは引っかかったような違和感程度のものから一歩も歩けないという重症のものまであります。原因は?
①物理的負担
子供を抱っこすることにより、股関節に荷重がかかる バランスの悪い立ち方、
座り方、歩き方、猫背などの姿勢している場合、股関節に負担がかかる。
②ホルモンの関係
妊娠中や産後に起こる身体の状態 出産のため骨盤の出口が広がるよう、 リラキシンと言われる関節を緩めるホルモンが分泌され、
産後もその影響が残っておりそのため緩んだ骨盤を筋肉だけで支えなければならなくなります。
また、筋力も低下しているため、普段より上半身の体重を受けている 股関節に負担がかかってしまいます。
③疲労
通常筋肉が疲労しても睡眠などで回復します。
しかし、産後は負荷の増加によって疲労が増す上に、睡眠不足なども重なり中々疲労が回復しません。
それによりなかなか炎症なども改善しません。
股関節痛の治療方法は?
産後の股関節痛の治療は 構造的な歪みを治すのはもちろん、疲労を取り除くことをしなければなりません。
・当院では?
①まず非常に優しい刺激で体の循環力を高めます。(疲労の除去)
②その後歪んだ関節や靭帯、負担のかかった筋肉、体のバランスを調整します。(歪みの除去)
③自宅でできるセルフケアなどをお伝えします。
このような順番で施術していきます。 産後の体は非常にデリケートですので妊産婦ケアの専門知識を有するところで施術を受けられるのがいいでしょう。
安易にリラクゼーション施設や強い刺激の整体等では良くなるどころか
逆に症状が悪化してしまう場合もあるので注意が必要です。
セルフケアは?
セルフケアとしては骨盤周辺の筋肉を強化すること、柔軟にすること、 からだ全体の循環力を高めること がポイントになります。
・まずは股関節だけでなく全身のストレッチをしましょう! ポイントは股関節から遠い関節から始めてください ・股関節周囲の筋力をアップする ・しっかり入浴する 注意:①痛みが強い時はセルフケアをせず当院にご相談いただくか専門の医療機関をまず受診してください。 ②エクササイズを始めるタイミングは
1ヵ月検診で子宮が元に戻ってきたことが確認できた段階で医師に相談の上開始してください。 また、普段気をつけるべきことは
・横座り、アヒル座りをしない。
・足を組まない。
・出来るだけ重いものをもたない。
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