お悩み別解説
Case Commentary
2018年11月7日 水曜日
妊娠中の尾骨痛の原因と対策
なんだかお尻の奥の方が痛い・・・。それはお尻の骨つまり尾骨の痛みかもしれません。単純な痛みから早産のサインまで。尾骨の痛みの原因と対策を解説しています。動画でのセルフケアもご紹介!!
妊娠後期になって尾骨が痛くなってきた
お尻の奥の方が痛い気がする
座っていると尾骨が痛む
お尻の真ん中の骨が痛い感じがしているのは尾骨の痛みかもしれません。
一般的に尾てい骨という呼ばれ方をしますが背骨の一番下にあたる部分が尾骨です。
通常は先端が少し肛門の方に入っていますが稀に尻尾のように外側にでいる方もいます。
お尻の真ん中にある骨が仙骨ですのでそれをたどって肛門の方に近づけていくと尖った骨があります。 そこやそこの周辺が痛ければ尾骨痛だと判断できます。
と思うような痛みを感じる方がおられますが、
基本的には強打しない限りはそう簡単には折れません。
(産後は分娩の影響で骨折することも考えられます)
では何が原因なのでしょうか? まず骨自体は基本的に痛みを感じません。
何が痛みを感じるのか? それは骨膜かそれに付着する筋膜などが傷んでいる可能性が高いのです。
そのほか、放散痛といって尾骨自体は何も悪くないけれど
他の場所の痛みが響いて尾骨が痛く感じているケース その他、神経痛といって放散痛とは似ていますが
神経自体が何かしらの圧迫を受けて痛みを感じているケースが考えられます。
まとめると 1、尾骨の骨膜や付着する筋膜が傷んでいる
2、放散痛
3、神経痛
妊娠中はホルモンバランスが変わり関節を緩ませる働きがあります。
その際に尾骨に痛みを感じることがあります。
これは妊娠超初期にも見られることがあり稀に尾骨の痛みで妊娠に気づく方もおられます。 尾骨の打撲や骨折などの既往歴があったり歪みがあったり
骨盤底筋群の弱りやバランスの悪さなどがあった時に痛みを感じやすい傾向にあります。 また、骨盤の関節の緩みによる放散痛であることもよくあります。
2、重みで痛く感じる
赤ちゃんが重くなってきてその重みに骨盤底筋群が耐えられなくなった時に 尾骨に痛みを感じることがあります。
もともと弱かったり尾骨の周りにねじれがあったり、
尾骨周辺の筋膜が以上に硬かったりする場合(バレリーナに多い)などに起こりやすいです。
3、神経が圧迫される
1、2の影響で仙骨の部分で神経が圧迫されやすくそれが尾骨の痛みとして感じることがあります。
まだ正産期(37週以降)でもないのに頻尿になったり
尾骨や恥骨が痛いなどの場合は産婦人科で相談しましょう。
1、関節が緩すぎず固すぎないこと
関節は緩むものです。しかし、緩まりすぎたり逆に固すぎると痛みを感じる要因になります。
2、骨盤底筋がしっかりしていること
これも関節と同じでしなやかで強いことが理想です。
3、左右差がないこと
関節のゆがみや筋肉の左右さがないことが理想です。
Contents
・あなたの痛みは尾骨痛かもしれません
お尻の真ん中がなんだか痛む妊娠後期になって尾骨が痛くなってきた
お尻の奥の方が痛い気がする
座っていると尾骨が痛む
お尻の真ん中の骨が痛い感じがしているのは尾骨の痛みかもしれません。
・そもそも尾骨とは?
一般的に尾てい骨という呼ばれ方をしますが背骨の一番下にあたる部分が尾骨です。
通常は先端が少し肛門の方に入っていますが稀に尻尾のように外側にでいる方もいます。
お尻の真ん中にある骨が仙骨ですのでそれをたどって肛門の方に近づけていくと尖った骨があります。 そこやそこの周辺が痛ければ尾骨痛だと判断できます。
・妊娠中の尾骨の痛みは何が痛んでいるのでしょうか?
人によっては骨折してるのではないか?と思うような痛みを感じる方がおられますが、
基本的には強打しない限りはそう簡単には折れません。
(産後は分娩の影響で骨折することも考えられます)
では何が原因なのでしょうか? まず骨自体は基本的に痛みを感じません。
何が痛みを感じるのか? それは骨膜かそれに付着する筋膜などが傷んでいる可能性が高いのです。
そのほか、放散痛といって尾骨自体は何も悪くないけれど
他の場所の痛みが響いて尾骨が痛く感じているケース その他、神経痛といって放散痛とは似ていますが
神経自体が何かしらの圧迫を受けて痛みを感じているケースが考えられます。
まとめると 1、尾骨の骨膜や付着する筋膜が傷んでいる
2、放散痛
3、神経痛
・では妊娠中の尾骨の痛みの原因は?
1、ホルモンの影響で緩みが起こった時妊娠中はホルモンバランスが変わり関節を緩ませる働きがあります。
その際に尾骨に痛みを感じることがあります。
これは妊娠超初期にも見られることがあり稀に尾骨の痛みで妊娠に気づく方もおられます。 尾骨の打撲や骨折などの既往歴があったり歪みがあったり
骨盤底筋群の弱りやバランスの悪さなどがあった時に痛みを感じやすい傾向にあります。 また、骨盤の関節の緩みによる放散痛であることもよくあります。
2、重みで痛く感じる
赤ちゃんが重くなってきてその重みに骨盤底筋群が耐えられなくなった時に 尾骨に痛みを感じることがあります。
もともと弱かったり尾骨の周りにねじれがあったり、
尾骨周辺の筋膜が以上に硬かったりする場合(バレリーナに多い)などに起こりやすいです。
3、神経が圧迫される
1、2の影響で仙骨の部分で神経が圧迫されやすくそれが尾骨の痛みとして感じることがあります。
・ 切迫早産のサインであることも?
赤ちゃんが下がってきた時に尾骨の痛みを感じることがあります。まだ正産期(37週以降)でもないのに頻尿になったり
尾骨や恥骨が痛いなどの場合は産婦人科で相談しましょう。
・尾骨痛対策は安産対策にもなる?
実は尾骨の痛みを予防することと安産対策には共通することがあります。1、関節が緩すぎず固すぎないこと
関節は緩むものです。しかし、緩まりすぎたり逆に固すぎると痛みを感じる要因になります。
2、骨盤底筋がしっかりしていること
これも関節と同じでしなやかで強いことが理想です。
3、左右差がないこと
関節のゆがみや筋肉の左右さがないことが理想です。