お悩み別解説
Case Commentary
2024年4月24日 水曜日
足関節捻挫
レントゲンで異常が無かったからと安心しないでください。
捻挫はきちっと改善しておかなければ後々様々な問題を起こします。
実際、当サロンに来られていた方でも
足首の捻挫の問題が
首に影響していた
腰痛の原因になっていた
頭痛の原因になっていた
そんな方がたくさんおられます。
なぜそうなるのかを以下で解説していきます。

関節をひねったことで靭帯が傷ついたり、炎症が起きる怪我のことをいいます。
靭帯が傷んだり周囲に炎症が起こると、ブラジキニンやヒスタミンという痛みを起こす物質が作られます。
この物質が感覚中枢に作用して痛みを引き起こします。
靭帯の損傷程度により、捻挫は三段階に分類されます。
男性は小学校高学年(10歳から12歳)が1番多く、次いで大学生(19歳から22歳)、中学生(13歳から15歳)が多い。
女性では、40 代(40歳から49 歳)が 最も多く、次いで50 代(50歳から59 歳)が、小学校高学年(10歳から12 歳)が多い。
男性では、スポーツしている学生に多い傾向があり、
女性では中年以降の女性に多い傾向があります。
捻挫の分類の項でご案内した
3度捻挫(完全断裂)の場合は手術が適応されることがほとんどです。
1度、2度の場合は
安静、アイシング、湿布などの処置で済まされる場合もあれば
テーピングやサポーター時にはギプスを使い固定を施されます。
何となく「骨には問題がなく捻挫ですね」と言われるとどこかで安心してしまい
ご自身も病院でも甘くみられてしまうことが多いのですが
何ヶ月か、もしくは何年も経ってから
私たちのところに
「以前怪我した捻挫の痕がまだ痛む」
「捻挫してから体がどうも調子が悪い」
と相談に来られる事が本当に多いです。
それは一体なぜでしょうか?
捻挫は靭帯の他周へんの筋膜や腱、関節包などを損傷します。
これらの組織は「結合組織」と言われています。
この結合組織は一度傷つくときちんと整復しなければ
元通りになりません。
時間が経過すると炎症は治り「強い痛み」は消失するのですが
負担がかかったり何かのきっかけでまた痛みが再発するのです。
つまり、ほとんどの場合「強い痛み」が引いた時点で
治ったとされていますが実際には「組織」は傷んだままになってしまっています。
また靭帯によって止められていた骨が靭帯が緩むことや捻挫の衝撃によって
「微妙なズレ」を起こしてしまいそのままになってしまっているケースがあります。
そのような場合も痛みが中々取れない事がよくあります。
私たち人間の体には固有受容器と呼ばれるセンサーが存在し
体への圧力や伸長(ストレッチ)などを感じ取っています。
そのおかげで私たちは立ったり歩いたりする事ができます。
その固有受容器は足周辺には特に多く存在します。
その足を捻挫し組織が回復していないと
センサーにエラーが起こってしまいます。
そのことで体の他の部位が異常に緊張したりしてしまいます。
場合によっては自律神経まで乱してしまいます。
また、足首の靭帯が緩くなっていることで制御が効かず、他の関節に負担がかかったり
足首の捻挫自体を繰り返してしまうリスクも考えられます。
まず固定すべきかどうかなどを鑑別します。
また、早期に歩行を開始した方が結果が良い場合もあるので
固定を最低限にし歩行すべきかどうかなどを鑑別します。
傷んだ結合組織をきっちりと独自の方法で整えます。
固定やアイシング電気施療などではこの組織の状態は
改善しません。
ずれてしまった関節があればその調整を行います。

おそらく私たちのような整体に
足首の捻挫で相談に来られる方は
もうすでに負傷してから時間が経っている方が多いかと思います。
ほとんどの場合
整形外科か整骨院などに行かれると思います。
(私たちも柔道整復師の資格を保有していますので法律的にも問題なく捻挫の施療を行うことができます)
整形外科や整骨院でスッキリ解消し何の問題もない方は
そのまま様子見ていただいても大丈夫かもしれませんが
思うようにスッキリしない
何年も経っている
捻挫をしてからどうも体の調子が悪い
そんな方はぜひご相談ください。
ここまで読まれた方は、捻挫は「甘く見てはいけない」
とご理解いただけたかと思います。
体のあちこちに影響が出る前にご連絡ください。
捻挫はきちっと改善しておかなければ後々様々な問題を起こします。
実際、当サロンに来られていた方でも
足首の捻挫の問題が
首に影響していた
腰痛の原因になっていた
頭痛の原因になっていた
そんな方がたくさんおられます。
なぜそうなるのかを以下で解説していきます。
捻挫とは

関節をひねったことで靭帯が傷ついたり、炎症が起きる怪我のことをいいます。
靭帯が傷んだり周囲に炎症が起こると、ブラジキニンやヒスタミンという痛みを起こす物質が作られます。
この物質が感覚中枢に作用して痛みを引き起こします。
捻挫の分類
靭帯の損傷程度により、捻挫は三段階に分類されます。
1度捻挫:靭帯が軽く伸ばされた状態
2度捻挫:靭帯の一部が切れている(部分断裂)
3度捻挫:靭帯が完全に切れる(完全断裂)
捻挫の好発年齢
男性は小学校高学年(10歳から12歳)が1番多く、次いで大学生(19歳から22歳)、中学生(13歳から15歳)が多い。
女性では、40 代(40歳から49 歳)が 最も多く、次いで50 代(50歳から59 歳)が、小学校高学年(10歳から12 歳)が多い。
男性では、スポーツしている学生に多い傾向があり、
女性では中年以降の女性に多い傾向があります。
足関節捻挫に対する一般的な治療法
捻挫の分類の項でご案内した
3度捻挫(完全断裂)の場合は手術が適応されることがほとんどです。
1度、2度の場合は
安静、アイシング、湿布などの処置で済まされる場合もあれば
テーピングやサポーター時にはギプスを使い固定を施されます。
捻挫を甘く見てはいけない理由
何となく「骨には問題がなく捻挫ですね」と言われるとどこかで安心してしまい
ご自身も病院でも甘くみられてしまうことが多いのですが
何ヶ月か、もしくは何年も経ってから
私たちのところに
「以前怪我した捻挫の痕がまだ痛む」
「捻挫してから体がどうも調子が悪い」
と相談に来られる事が本当に多いです。
それは一体なぜでしょうか?
理由1:組織は放っておいても良くならない
捻挫は靭帯の他周へんの筋膜や腱、関節包などを損傷します。
これらの組織は「結合組織」と言われています。
この結合組織は一度傷つくときちんと整復しなければ
元通りになりません。
時間が経過すると炎症は治り「強い痛み」は消失するのですが
負担がかかったり何かのきっかけでまた痛みが再発するのです。
つまり、ほとんどの場合「強い痛み」が引いた時点で
治ったとされていますが実際には「組織」は傷んだままになってしまっています。
また靭帯によって止められていた骨が靭帯が緩むことや捻挫の衝撃によって
「微妙なズレ」を起こしてしまいそのままになってしまっているケースがあります。
そのような場合も痛みが中々取れない事がよくあります。
理由2:他の関節など全身に影響が及ぶ
私たち人間の体には固有受容器と呼ばれるセンサーが存在し
体への圧力や伸長(ストレッチ)などを感じ取っています。
そのおかげで私たちは立ったり歩いたりする事ができます。
その固有受容器は足周辺には特に多く存在します。
その足を捻挫し組織が回復していないと
センサーにエラーが起こってしまいます。
そのことで体の他の部位が異常に緊張したりしてしまいます。
場合によっては自律神経まで乱してしまいます。
また、足首の靭帯が緩くなっていることで制御が効かず、他の関節に負担がかかったり
足首の捻挫自体を繰り返してしまうリスクも考えられます。
足関節捻挫に対する当サロンの施術
鑑別の重要性
まず固定すべきかどうかなどを鑑別します。
また、早期に歩行を開始した方が結果が良い場合もあるので
固定を最低限にし歩行すべきかどうかなどを鑑別します。
組織の調整
傷んだ結合組織をきっちりと独自の方法で整えます。
固定やアイシング電気施療などではこの組織の状態は
改善しません。
アライメント調整
ずれてしまった関節があればその調整を行います。
メッセージ

おそらく私たちのような整体に
足首の捻挫で相談に来られる方は
もうすでに負傷してから時間が経っている方が多いかと思います。
ほとんどの場合
整形外科か整骨院などに行かれると思います。
(私たちも柔道整復師の資格を保有していますので法律的にも問題なく捻挫の施療を行うことができます)
整形外科や整骨院でスッキリ解消し何の問題もない方は
そのまま様子見ていただいても大丈夫かもしれませんが
思うようにスッキリしない
何年も経っている
捻挫をしてからどうも体の調子が悪い
そんな方はぜひご相談ください。
ここまで読まれた方は、捻挫は「甘く見てはいけない」
とご理解いただけたかと思います。
体のあちこちに影響が出る前にご連絡ください。
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