2019年1月27日 日曜日
【症例】ぎっくり腰から続く腰痛が改善
20日前に中腰で重いものを持ちあげた時に起こったぎっくり腰。その後日にちが経っても続く腰の痛み。なかなかスッキリしなかった腰の痛みが反り腰や骨盤周りの環境を整えることで改善した症例です。ぎっくり腰はしっかりとぎっくり腰になってしまった要因を見つけ根本的に改善しておくことが大切です。
利用者
女性 60代 吹田市在住 主症状
腰痛 その他の症状
なし 過去に受けていた施術
なし 主な施術ポイント
反り腰、仙腸関節の固さの左右差をとる 施術の経過と内容
1回目
立位での体の屈曲伸展で腰に痛み。
仰臥位では膝を立てた状態でいないと辛い。
コルセットをつけている。
痛みで寝ても目が覚めてしまいあまり眠れていない
という状態。 反り腰へのアプローチ。
背骨の固さをとる。
睡眠力も下がっているため体をリラックスさせ
回復力を高める循環へのアプローチ。 2回目
翌日来院
よく寝れた、コルセットもつけずに過ごせたとのこと。 前回同様に施術をすすめ
骨盤の右側が特に前傾になっていたので
左右差を揃えるようにアプローチ。 3回目
8日後来院
長時間歩くと痛みがでるが
日常生活では気にならなかったとのこと。 前回同様に施術をすすめる。
仙骨の固さへのアプローチと
それに対するセルフケアを指導。 4回目
7日後来院
前回同様に施術をすすめる。
状態が安定してきたため少し期間を空けてみる。 5回目
21日後来院
腰の痛みはなし。
よく睡眠が取れるようになった。
より安定するように施術。 6回目
1ヶ月後来院
前回同様に腰痛はなし。 今後はセルフケアと共に
今の状態を定着させるように
メンテナンスとしてすすめていく予定。 考察
ギックリ腰が起こったあと疼痛性の歪みが残り左右アンバランスな筋の緊張から
凝りがうまれギックリ腰から20日経っても痛みが出続け、
そして睡眠の状態も不安定になっていたため
自然治癒力も下がって回復が追いついていなかった状態だったと考えられます。 ギックリ腰の原因はいくつか考えられますが
今回のこのケースでは
元々の反り腰、骨盤の仙腸関節・仙骨の固さが影響し、
腰椎のハイパー(動き過ぎてしまう)な状態が原因と考えました。
仰臥位で膝を伸ばすのがしんどいほどの反り腰がでていました。
大腿前面や腸腰筋の過緊張により骨盤前傾の反り腰を生み、
特に右側の前傾が強く左重心になっていたため仙腸関節の固さにも左右差がでて
アンバランスな状態でした。 背骨が緊張していることで
自律神経の切り替えがうまくいかず
寝てもすぐに目がさめてしまうなどの
睡眠の状態にも影響を与えていたと
かんがえられます。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。)
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