2018年6月5日 火曜日
【症例】学生の頭痛等は呼吸によっても引き起こされる
今回のケースでは初診時の問診や身体を診ていくと
・「体の捻れ」
・「内臓全体がかなりガチガチ」
・「口呼吸とそれによっての循環不良」などがかなり目立った。
施術では内臓へのアプローチをメインに行なった結果循環されやすくなった。
捻れも毎回の施術で確認し、細かい部分まで調整した。
セルフケアで口呼吸の指導等をした結果自らいい方向に体は向いた。

利用者
女性 10代 箕面市在住
主症状
頭痛
肩凝り
全身のだるさ
その他の症状
特になし
過去に受けていた施術
カイロプラクティック
主な施術ポイント
内臓調整
呼吸環境を良くするアプローチ
施術の経過と内容
1回目
重心、体幹部の捻れの調整
体液の循環を良くする(特に頭)
内臓全体へのアプローチ
家で簡単にできるセルフケアを2つ指導。
2回目
翌日
施術後は良かったがすぐに戻っていったとの事。
しかし、検査すると関節の動きはかなり良くなっていた。
施術方針は変えずアプローチ。
その中でも内臓をメインにアプローチ。
3回目
1週間後
1週間持続的に楽に過ごせたとの事。
ペインスケール10→5
前回と同じ施術方針で進める。
4回目
1週間後
大きな変化なしとの事。
前回と同じ施術方針で進める。
5回目
2週間後
普段の生活ではかなり楽との事。
ただ、大声を出すことが多いところで遊ぶ機会がありその際1回頭痛が出た。
しかし、すぐ治った。
痛みの度合いも今までと比べるとかなり楽だったとの事。
前回と同じ施術方針で進める。
今回なぜ頭痛が出たかとそのセルフケアを指導。
これからは1回自宅でのセルフケアをしながら様子をみるとの事。
考察
今回のケースでは初診時の問診や身体を診ていくと
・「体の捻れ」
・「内臓全体がかなりガチガチ」
・「口呼吸とそれによっての循環不良」などがかなり目立った。
まず、「捻れ」によって普段の生活からかなり筋緊張を作りやすい体でした。
また、「口呼吸」によって酸素を取り入れる量が少なくなる事により循環不良を起こしていた。
さらに肩を挙げる呼吸で自律神経も乱れ、熱が上気しやすくなっていた事で頭痛が出ていたと思われます。
肩凝りや全身のだるさは「内臓がかなりガチガチの状態」が原因だったと思われます。
上記の循環不良に加え内臓が固まっている事で体は内臓に血液を集めようとしていた。
結果、筋などの組織にはあまり血液がいかず疲労物質が溜まっていたり、栄養がいかない影響で疲労を起こしていたと思われます。
施術では内臓へのアプローチをメインに行なった結果循環されやすくなった。
捻れも毎回の施術で確認し、細かい部分まで調整した。
セルフケアで口呼吸の指導等をした結果自らいい方向に体は向いた。
最後5回目の際大声を出す事で頭痛が出たが、これも熱が上気した事で一時的に症状が出た思われるので、それを理解し行動する事で症状が出ないことも伝えて終了。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません)
大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン
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