2018年12月4日 火曜日
【症例】呼吸を変えただけで肩こりが改善した例
今回の症例は胸郭全体が下垂せず固まっていることで肩、首回りの筋緊張が強くなり頭痛などの症状が出たと思われます。施術では腕の重たさをとり胸郭が下垂しやすい環境、肋骨周辺の筋肉、筋膜、関節固さを取ることで改善していった症例です。
利用者
男性 30代 箕面市在住 主症状
肩凝り
頭痛 その他の症状
特になし 過去に受けていた施術
マッサージ
接骨院 主な施術ポイント
胸郭を下垂 施術の経過と内容
1回目
重心軸、歪み、捻れに対してのアプローチ。
ファシャリリースをイメージした両肘へのアプローチ。
体の循環力を上げるための施術。 2回目
1週間後
前回施術を受けた日は楽に感じた。
しかし、それからはすぐに肩が凝りしんどかったとのこと。
頭痛は出ずには過ごせたとのこと。 前回と同じ施術方針に加え、胸郭全体が下垂させる方向にアプローチ。 3回目
8日後
ペインスケール10→5
前回と同じ施術方針で進める。 4回目
2週間後
かなり楽になっており、持続性もあるとのこと。
しかし、肩以外にふくらはぎが疲れているとのこと。 5回目
3週間後
肩凝り、頭痛、ふくらはぎ全て楽とのこと。
前回と同じ施術方針で進める。
体を診ると膵臓に反応があったためアプローチ。
これからは1ヶ月に1回のメンテナンスを行い卒業する予定。 考察
今回の症例は胸郭全体が下垂せず固まっていることで肩、首回りの筋緊張が強くなり頭痛などの症状が出たと思われます。 施術ではニ診目以降そこに着目し行うことで、すぐに変化が出た。
さらに今回のケースでは歪み等の変化も早く患者様自身の自己治癒力やその状態を持続させるエネルギーが強かった事も早く改善していったことに繋がったと思われます。 その他には呼吸にも着目しました。
文章ではなかなか表現できませんが、いわゆる肩呼吸になっており、それも肩凝り、頭痛の要因だったと思います。
セルフケアで肩呼吸を改善させる方向で調整するとより変化がみられた。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン関連記事タグ : 肩こり【症例】