2020年11月30日 月曜日
【症例】肩が挙がっているような歪みが呼吸の介入で緩和
今回のケースは前から歪みが気になっており、最近肩が挙がってると言われて来られました。肩が挙がっている状態や産後のケアを行っていないので、骨盤矯正等が気になるとのこと。施術では呼吸の介入を取り入れることで早期に変化が出ました。
利用者
女性 40代 吹田市在住 主症状
肩の歪み その他の症状
肩から背中の凝り、痛み 過去に受けていた施術
整体 主な施術ポイント
重心
呼吸 施術の経過と内容
1回目
重心へのアプローチ。
呼吸の介入。 呼吸の方法を指導。 2回目
1週間後
5日間は楽に過ごせたが、昨日ぐらいからしんどかったとのこと。 前回と同じ施術方針で進め、重心へのアプローチを変えた。 3回目
2週間後
楽に過ごせているが、スッキリ感まではいかない。 前回と同じ施術方針で進め、骨盤などの下半身より上半身にフォーカスして施術。 4回目
1週間後
かなり楽に過ごせている。
しかし、肩こりは残る。 前回と同じ施術方針で進める。 5回目
1週間後
ペインスケール10→5以下をキープできている。 前回と同じ施術方針に加え、捻れに対してアプローチ。 6回目
2週間後
いい状態とのこと。 今後は写真でもわかるように肩の挙上や捻れをより整えるようにしていく方針。 考察
今回のケースは前から歪みが気になっており、最近肩が挙がってると言われて来られました。 問診で聞いていくと
肩が挙がっている状態や産後のケアを行っていないので、骨盤矯正等が気になるとのこと。 肩や背中の状態としては
昔から慢性的に感じてはいるが、ここ2〜3ヶ月前から急に悪化して、痛みが出現した。
考えられるきっかけとして3歳になるお子さんの抱っこが増えてから痛みに変わったとのこと。
普段痛みを感じるときとしては、安静時。
動いている時の方が比較的楽に感じる、もしくは意識が自身に向かず、気付かないのかといった状態でした。 骨盤に関しては現在困っているお悩みはないが、産後のケアを行っていないため診てもらいたいとのこと。 身体を診ていくと
重心の検査では、立位時後方重心であり、左右では左に傾く傾向がありました。
その傾きから体幹部は回旋の左右差があり、その部分を補正するために肩の挙上が入っていると考えられました。
また、この時挙上だけではなく、巻き型のように肩関節部分は内旋しており、この状態によってより肩が挙がっている、緊張しているように見えたと考えました。 また、その他気になる点としては、貧血傾向にあること。 施術では、
上記で述べたように重心を整えることやそれによって補正しているポイントを整えました。 また、自律神経系の乱れによる胸郭の挙上があると考え、呼吸の介入した結果、2回目施術後からは背中の痛みは完全に消失しました。
肩凝りに関しても4回目以降はペインスケール10→3をキープしています。 歪みに関しては
3回目施術後から
周りに変わったと言われたり、自分自身でも変化に気づけている様子でした。 しかし、まだ左右差があり写真での比較でも共有できるため、今後はその左右差と肩の挙上をより整えると同時に肩凝りを完全に緩和させるようにケアしていく方針。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン