2018年11月28日 水曜日
【症例】疲労が溜まると出る腰痛が改善
今回の腰痛は疲労が溜まると痛みが出るというものでした。動作の中では、腰を軸にして左右に動かす(回旋)時、歩行時に痛みが出るとの事でした。逆に痛みがない時は寝ている時との事でした。施術では反り腰へのアプローチをメインに行った結果2回で痛みが引き改善していった症例です。
利用者
女性 40代 箕面市在住 主症状
腰痛 その他の症状
特になし 過去に受けていた施術
マッサージ
整体
鍼灸
カイロプラクティック 主な施術ポイント
反り腰
腹部の筋肉
股関節へのアプローチ 施術の経過と内容
内転筋群と仙腸関節への関連性を意識してアプローチ。
梨状筋へのアプローチ。
反り腰へのアプローチ。
上半身と下半身バランスをみて、捻れ、歪みに対してのアプローチ。 2回目
1週間後
ペインスケール10→4
当初は痛みがあったが、今は引っ張られるような感覚でジンジンするような痛みはないとの事。
前回と同じ施術方針で進め、上半身の筋肉へのアプローチを多めに施術。
立ち方や座り方を指導。
施術後はかなり引っ張られる感覚がなかったので一旦卒業で様子を見る方針。 考察
今回の腰痛は疲労が溜まると痛みが出るというものでした。
動作の中では、腰を軸にして左右に動かす(回旋)時、歩行時に痛みが出るとの事でした。
逆に痛みがない時は寝ている時との事でした。 触診していくと、反り腰で常に伸張性収縮が腰部周辺の筋肉にある状態、それに伴ってお腹側の筋肉も過緊張している状態でした。
反り腰の姿勢を治すように違う姿勢を伝えると痛いとの事でした。
おそらく常時、伸張性収縮で固められ柔軟性がかなり欠けてしまったため、本来の正しい姿勢でも痛みが出るのだと思われた。
その他に反り腰の影響もあり、股関節が全く機能していない状態でもありました。 施術では1回目から上記の状態を元に戻すようにアプローチしていきました。
反り腰へのアプローチを行った結果、ある程度腰部周辺の筋肉が緩んだが、それでもまだまだ固さは残りました。
腹部の筋緊張が強いこと、股関節が全く機能していない事、腰部だけでは完全に緩まない状態だったといえます。
その後に股関節へのアプローチと腹部へのアプローチを行った結果さらに緩みが出ました。 2回目の施術では腰から一旦離れて上半身の筋肉へのアプローチを行いました。
その筋肉は上半身と下半身を繋ぎ止める役割もありますので、アプローチ後は引っ張られる感覚は消失しました。
しかし、ずっと固められた腰周辺の筋緊張は完全には取れていなかったので、加えて腰周辺の筋肉に対してアプローチを行った結果、痛みや引っ張られる感覚等は取れました。 今回のケースでは疲労が溜まると症状が出るとの事でした。
おそらくこれは筋肉の柔軟性が欠けて症状が出ていたと考えられます。
ここで改善したいのは、もちろん痛みもですが症状が出にくいようにする事が大切と考える。疲労が溜まるとの前に疲労が溜まりやすい姿勢で普段仕事をしている事が大きな改善点だと考えられた。
症状を治すための施術に加え、本来負担を掛けにくい姿勢をしっかり理解して下さったこと、実際にそれを行おうとすると当初は痛みが伴って出来ませんでしたが、施術後はそれが上手く出来るようになった事が今回の施術で大きなかった。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン関連記事タグ : 腰痛【症例】