2022年8月5日 金曜日
【症例】脊柱管狭窄症として診断されてからの腰痛が施術毎に解消
脊柱管狭窄症と診断されてから痛み始めた腰痛。施術は腰部の負担がかからないように重心や咬合、扁平足など全身へのアプローチに加え、動作の指導等を行った結果、回数を重ねるごとに緩和した症例です。
動作の使い方へのアプローチ
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1回目
重心軸を整え、患部の組織の調整
咬合や足部の調整
セルフケアとして
動作の確認と使い方等を指導。
2回目
1週間後
前回と同じ方針に加え、胸郭まわりと動作的アプローチを追加。
3、4回目
1週間後
2回目同様のアプローチ。
セルフケアは
動作について新しい動きを指導。
5、6回目
1週間後
アプローチ法は変えず、腰部と骨盤部の境目に対して施術を追加。
7回目
2週間後
短縮部位しやすい部位の確認とアプローチ。
今後はさらに動かせられるようにしていく方針。
今回の症例は腰部脊柱管狭窄症と病院で診断されてから腰痛があり、一時期は痛みも緩和されていたが、また痛み出してなかなかよくならないため来られました。
現在の症状は腰痛ですが、
前屈み、反る動作といった腰部および脊柱の前後の動きに対して疼痛が出現。
特に朝は腰を反らす動きをすると抜けるような痛みがある。
また、仰向けで寝ると痛みがあるため寝れない。
日によっては太ももの裏側にしびれを感じることもある。
身体を診ていくと
重心軸の崩れはかなりあり、左右で捻じれも生じている。
重心の左右差により筋肉の短縮等も確認でき、
その他では回内足(扁平足)、咬合の左右差、肋骨の開きがありました。
仰向けでの姿勢では、腰部の反りはあまり確認できず、肋骨と胸椎の関係から仰向けでの疼痛が出現していると仮説。
触診していくと
脊柱の固さが顕著にあり、骨盤部の関節は緩い印象を受けました。
その他の動作的検査では
脊柱の固さあるいは脊柱の痛みからかあまり動かせておらず、代償運動が生じていました。
施術内容として
重心軸を整えることをメインに、その他咬合の左右差、回内足、短縮部位へのアプローチしました。
セルフケアの指導としては
自律神経系からの筋緊張除去をはかるため、呼吸法の指導。
代償運動へのアプローチとして使い方、動かし方の指導。
その結果、1回目ではしびれはなく、仰向けで寝れるように。
2回目では前屈みの痛みがかなり緩和。
3回目では当初の疼痛は緩和され、回旋と前屈を合わせた動きで痛みを感じるように気づいたが、それも1回の施術で緩和。
その後、7回目からは2週間に1回の施術でも特に痛みは出現しないようになっているため、痛みへの目標ではなく、思いっきり動かせるようにすることを目標にさらに細かい部分を整えていく方針。

利用者
女性 40代 茨木市在住
主症状
腰痛
その他の症状
特になし
過去に受けていた施術
病院でのリハビリ・投薬、整体
主な施術ポイント
重心へのアプローチ
動作の使い方へのアプローチ
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施術の経過と内容
1回目
重心軸を整え、患部の組織の調整
咬合や足部の調整
セルフケアとして
動作の確認と使い方等を指導。
2回目
1週間後
前回と同じ方針に加え、胸郭まわりと動作的アプローチを追加。
3、4回目
1週間後
2回目同様のアプローチ。
セルフケアは
動作について新しい動きを指導。
5、6回目
1週間後
アプローチ法は変えず、腰部と骨盤部の境目に対して施術を追加。
7回目
2週間後
短縮部位しやすい部位の確認とアプローチ。
今後はさらに動かせられるようにしていく方針。
考察
今回の症例は腰部脊柱管狭窄症と病院で診断されてから腰痛があり、一時期は痛みも緩和されていたが、また痛み出してなかなかよくならないため来られました。
現在の症状は腰痛ですが、
前屈み、反る動作といった腰部および脊柱の前後の動きに対して疼痛が出現。
特に朝は腰を反らす動きをすると抜けるような痛みがある。
また、仰向けで寝ると痛みがあるため寝れない。
日によっては太ももの裏側にしびれを感じることもある。
身体を診ていくと
重心軸の崩れはかなりあり、左右で捻じれも生じている。
重心の左右差により筋肉の短縮等も確認でき、
その他では回内足(扁平足)、咬合の左右差、肋骨の開きがありました。
仰向けでの姿勢では、腰部の反りはあまり確認できず、肋骨と胸椎の関係から仰向けでの疼痛が出現していると仮説。
触診していくと
脊柱の固さが顕著にあり、骨盤部の関節は緩い印象を受けました。
その他の動作的検査では
脊柱の固さあるいは脊柱の痛みからかあまり動かせておらず、代償運動が生じていました。
施術内容として
重心軸を整えることをメインに、その他咬合の左右差、回内足、短縮部位へのアプローチしました。
セルフケアの指導としては
自律神経系からの筋緊張除去をはかるため、呼吸法の指導。
代償運動へのアプローチとして使い方、動かし方の指導。
その結果、1回目ではしびれはなく、仰向けで寝れるように。
2回目では前屈みの痛みがかなり緩和。
3回目では当初の疼痛は緩和され、回旋と前屈を合わせた動きで痛みを感じるように気づいたが、それも1回の施術で緩和。
その後、7回目からは2週間に1回の施術でも特に痛みは出現しないようになっているため、痛みへの目標ではなく、思いっきり動かせるようにすることを目標にさらに細かい部分を整えていく方針。