2020年12月16日 水曜日
【症例】背骨の痛みが整体で重心を良くなることで解消
今回のケースは1カ月程前から急に腰痛(圧痛部分は背骨部分)が出現し、それがなかなか良くならないため、奥様のご紹介を受けたで来られた症例です。痛みの性質としてはピーんと引き伸ばされる感じであり、常に気になるわけではないとのこと。施術で重心と患部の柔軟性を整えることで早期に回復しました。

利用者
男性 30代 箕面市在住
主症状
腰痛(背骨部分[棘突起]の圧痛等)
その他の症状
肩こり
過去に受けていた施術
特になし
主な施術ポイント
重心への施術
感覚器への介入
施術の経過と内容
1回目
重心へのアプローチ。
脊柱患部及びその周辺の筋緊張、関節部へのアプローチに加え、柔軟性確保するための施術。
感覚器への介入。
重心や目のセルフケアを指導。
2回目
1週間後
痛みが楽になっているが、まだ残っている状態。
反り腰に対してアプローチ。
股関節部へのアプローチ。
反り腰に対するセルフケアを指導。
3回目
ペインスケール10→4
前回と同じ施術方針で進める。
4回目
腰部の痛みはほぼ無くなったとのこと。
あとは、肩こりが気になるとのこと。
今後は肩凝りを良くする方針で施術していく。
考察
今回のケースは1カ月程前から急に腰痛(圧痛部分は背骨部分)が出現し、それがなかなか良くならないため、奥様のご紹介を受けたで来られた症例です。
問診で聞いていくと
腰の痛みに関してはソファやベッドの壁にもたれる姿勢やもたれていると痛みが現れる状態。
痛みの性質としては
ピーんと引き伸ばされる感じであり、常に気になるわけではないとのこと。
それ以外のお悩みとしては
ここ最近、
めまい、耳鳴り、喉のつかえ、胸焼け、胃痛があり、
昔から頭痛、肩こりも感じているとのこと。
身体を診ていくと
重心は後方重心であり、仰け反り姿勢。
左右の軸では、左踵に体重が乗っている状態。
目の検査では、左右差があり、これに関しても違いを共有できるレベル。
触診していくと
脊柱部分に圧痛があるが、
その周辺の筋緊張もかなりある状態。
また、柔軟性をはかる検査ではかなり低下していると考えられました。
これらを踏まえて再度問診していくと
仕事のことや家のことなど
普段考えてしまう、責任感が強いということがわかり、
めまい、耳鳴り、喉のつかえ、胸焼け、胃痛などは
肩凝り、頭痛などはのぼせによる症状でもあると考えました。
施術では、
1回目では、仰け反り姿勢によるアプローチや目などの感覚器に対する施術を行いました。
2回目以降は、
重心が変わり、反り腰になったためそれに対して施術していった結果、3回目施術後からは痛みを感じなくなりました。
それ以外の
めまい、耳鳴り、喉のつかえ、胸焼け、胃痛、頭痛もかなり回復傾向ではあったが、
仕事がデスクワークでもあることから、肩凝りが残ったためそれ以降は肩こりに対してアプローチしていく方針に変わった症例です。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。)
大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン
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