2014年10月17日 金曜日
産後の腰痛の原因と対策
産後、腰痛でお困りではありませんか?抱っこで痛い、寝返りで痛いなど・・・骨盤の問題なのか?疲労の問題なのか?産後ほとんどの方が悩まされる腰痛。軽度のものから歩けないレベルまで。産後の腰痛は普段の腰痛とは原因が異なることがほとんどです。
>>対策 ・骨盤底筋群を鍛えるトレーニングが効果的です。 ※現在動画準備中
Contents
こんな症状でお悩みはありませんか?
産後、椅子から立ち上がるときに痛い
産後、朝起き上がるときに痛い
寝返りがうてない
抱っこしていると腰が痛い
授乳中、腰が痛い
産後の腰痛が起こる原因は?
産後の体は妊娠中の負荷や分娩での負荷を受けデリケートな状態です。 また育児によるストレス、抱っこでの負荷、立ち上がりの動作、寝る環境、睡眠のリズム、食事など 生活スタイルもガラッと変わります。 産後の腰痛が起こるのには様々な産後特有の原因があります。
1、物理的負担
>>原因 長い時間抱っこやおんぶ、授乳姿勢、立ち上がりの頻度の増加など物理的に荷重がかかり 筋肉や関節に負担がかかり腰痛の原因となる。 >>対策 ・長時間の抱っこをできるだけ避けてください ・抱っこ紐を正しくつけてください ・片側での抱っこを避けてください ・立ち上がる際に手を使ってください2、妊娠中および産後の特有の体の状態
>>原因 出産のためにリラキシンといわれる子宮口や関節を緩ませるホルモンが分泌されます。 その影響が残っており産後もしばらく関節が緩い状態が続きます。 そして、筋力も低下しているため 普段よりも関節の組織や筋肉にかかる負担は増えます。 また体も歪みやすくなります。 その結果、腰回りの筋肉が緊張し、腰痛の原因となります。 >>対策 ・いち早く戻すためには代謝の向上がポイントになます。そのためには循環力を上げることが重要です。3、疲労
>>原因 何と言ってもこの疲労がキーポイントになってきます。 通常、筋肉が疲労した場合などもほとんどの場合、睡眠をとっている間に回復します。 しかし、産後は授乳や夜泣きなどで十分な睡眠もとれません。また、栄養も不足しがちになります。 そのため①や②の原因で負担がかかった筋肉や関節がなかなか回復せず腰痛が長引いてしまいます。 また、疲労すると内蔵にも負担がかかりこれもまた体を歪ませる原因の一つになります。 >>対策 ・タンパク質、ミネラル(特にヘム鉄)、ビタミンBなどを積極的に摂取してください。 ・可能な限り昼寝でもいいので睡眠をとってください。4、寝返り不足
>>原因 産後は赤ちゃんや上のお子さんと寝ることが多く寝返りを打つスペースがなくなります。 一晩に20~30回寝返りを打つことが理想と言われていますが、人によっては朝まで1回も打たないという方もおられます。 この癖が続くとお子様が大きくなって一人で寝るようになった後も寝返りを打たない癖が続いてしまいうことも。 寝返りを打たないことで体の一部分に負担がかかったり、循環不良が起こり腰痛の原因になります。 >>対策 ・できるだけ寝返りを打てるスペースを確保してください。 ・少し目が覚めた時には意識的に体勢を変えるようにしてください。 ・お子様の寝る位置を左右変えてみてください。5、姿勢
>>原因 産後は妊娠中の姿勢や抱っこによって腰が反りやすくなってしまいます。 その状態が続くと筋肉の短縮や過伸長、関節の歪みなどが起こり腰痛の原因になります。 >>対策 ・腰をそり過ぎないように注意してください。 抱っこ紐を長時間つけると反り腰が強くなる傾向にあります。 ・仰向けになり膝を抱え腰の後ろ側を伸ばすようにしてください。6、冷え
>>原因 これは産後に限ったことではありませんが、冷えも腰痛の原因になります。 お風呂上がりも赤ちゃん中心になったり、授乳したままお腹を出したまま寝ていたり・・・。 >>対策 ・寝るときは腹巻を巻くと冷えを予防できます。 ・足にお灸などをすることもオススメです。7、骨盤底筋群の弱化
>>原因 骨盤の底にある骨盤底筋群という筋肉が弱化することで骨盤の不安定感が増して腰痛の原因になることも。>>対策 ・骨盤底筋群を鍛えるトレーニングが効果的です。 ※現在動画準備中
8、既往症の悪化
>>原因 元々、椎間板ヘルニアや分離症、すべり症などの既往があった場合産後に悪化することがあります。 >>対策 ・専門家に相談してください。>9、分娩での負傷
>>原因 分娩時に強い力がかかり骨盤や腰椎周辺の組織を損傷することによる腰痛が起こることがあります。 >>対策 ・これも専門家に相談してしっかりとケアすることが将来困らないためのポイントです。 これらを放っておくと将来の腰痛の原因になることも考えられます。10、骨盤ベルトや産後ガードルの間違った使用
>>原因 骨盤ベルトや産後のガードルを間違って使用すると逆効果になります。 つける位置やタイミングが重要になります。 どちらも長期間の着用はあまりおすすめしません。 >>対策 基本的には必要以上につけないことがポイントです。 ガードルは特にオススメしません。 骨盤ベルトも長くても産後2ヶ月ぐらいまでで十分でしょう。 つける場所は説明書などをよく読みわからない場合は専門家に相談しましょう。関連ページ
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