逆子の原因と改善法 お灸がいい?整体がいい?
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そもそも逆子ってどんな状態?
子宮内の胎児が通常頭が下(子宮口の方向)をむいていますが、下半身が下を向いた状態を『逆子』(骨盤位)といいます。
逆子になる確率は?
妊娠中期から7ヶ月までは 30% 8ヶ月で15% 9ヶ月で6% 程度といわれています。
原因は?
医学的見解
狭骨盤(骨盤がせまい)
前置胎盤
子宮筋腫や子宮の奇形
羊水過多・過少
など
逆子の本当の原因は?
赤ちゃんのベッドがガチガチ?
逆子で来院された方の状態はこんな感じの方が多いです ①冷えている ②お腹がガチガチ ③お腹が下がっている つまり、骨盤内が冷えたり、便秘等により内蔵が固くなっている状態です。
そうすると、赤ちゃんは居心地が悪くなり回ってしまうのです。 この他にも、ストレスなども原因の一つに考えられます。
改善策は?
一般的な対処は以下のものです ・逆子体操 何種類かありますが一般的な方法は、
膝をつけて四つん這いになり胸を床面に近づけお尻を突き上げるヨガのネコのポーズのような感じが一般的です。 ・外回転術 医師によりお腹の上からまわす処置です。
場合によっては胎盤早期剥離や胎児への負担等のリスクもあります。 成功率は6〜7割程度といわれています。 ・帝王切開 通常分娩でのリスクが考えられる場合は帝王切開が選択されるケースもございます。
当院が考えるセルフケア まず、冷え対策は最優先!
①冷え対策何と言ってもまずは冷えの対策をしてください。
特に夏場、短パンに裸足というスタイルをよく目にしますが最低でも骨盤周りと足首は外気に当たらない様にしてください。
②食事にも注意そして食事にも注意してください。
アイスクリームなどの冷たい物はもちろん乳製品や砂糖、外国産の果物も避けてください。 その季節の旬の物を摂取するといいでしょう。 ③お灸
市販のお灸で自宅でもすることができます。
ツボは一般的には足の小指の外側の爪の付け根の「至陰」というツボ
しかし、本来はするべきベストな場所は人それぞれ違うので鍼灸師にみてもらうのがベスト。
④しっかりと呼吸する
妊娠中は呼吸が浅くなりがち。ストレスなどがあると、さらに酸素摂取量が減ってしまい胎児にも影響が出てしまいます。
ポイントは腹式呼吸です。ただし注意していただきたいのが、酸素量が減っているからといって 沢山深呼吸をすれば良いというわけではありません。 鼻で息を吸って鼻で息を吐くことを意識して実施して下さい。 ⑤赤ちゃんに語りかける
これが意外に重要!お腹をさすりながら赤ちゃんに「ママ頑張るからいついつまでに下を向いてねー」と
しっかり声にだして語りかけてください。お腹をさするだけで自律神経が整うというデータもあります。
妊娠初期、妊娠前から逆子になることはきまっている?
逆子はなったその時の問題ではなく妊娠初期、
もっと言うならばママさんの妊娠前の状態で決まるといっても過言ではありません。
妊娠前や妊娠初期から出来るだけ体をいたわり、食生活、冷えの除去、ストレスの排除などに務めてください。
逆子治療ってどんなことをするの?
逆子の改善には伝統的にお灸治療が施されてきました。 一般的な鍼灸院ではこのお灸治療のみの施術がほとんどです。 当院には逆子改善プログラムといい 伝統的なお灸治療とあわせマタニティケア整体をするプログラムがあります。 お灸だけに比べ圧倒的に改善率があがります。 その理由は 整体をすると、 まずお腹がフワフワになります。
そしてお腹があがります。 そうすることにより赤ちゃんが動きやすくなります。 その後お灸をすると活発になりクルっとまわりやすくなります。 改善率は72.285%です。(平成29年11月現在:当院調べ)
いつ受けるのがベスト?
まずは逆子と診断された時点で一度ご相談ください。
6ヶ月ぐらいではまだグルグルまわりますが、早めにお腹の環境を整えておくとその後、逆子になる確率がへります。
36週のお母さんでも改善しています。
どれくらいで改善するの?
状態にもよりますが、通常1〜5回程度で改善しています。 岩永朋之整体サロンの改善率は72.285%です。(H29/11現在:当院調べ) 注:逆子に対する整体やお灸は伝統療法で効果を発揮していますが、改善を100%保証するものではありません。