【症例】逆子と腰の痛み

女性 30代 豊中市在住
逆子
腰の痛み
マッサージ
カイロ
整体
仙腸関節固さ
腎気
脾の運化作用
1回目
まず整体を行うため問診を行うと貧血状態が診えた。
体は右の骨盤がハイパー(動き過ぎ) 左がガチガチに固まっていました。
検査で骨盤底筋群が弱い(とくに出産経験が多く1回も産後ケアーを行なっていないとのこと。)
整体ではまず骨盤周りを調整。
下腹部の固さやお腹がかなり下がっていたことからクラニアルで調整。
施術後可動域の改善、痛みの軽減が診られた。
鍼灸では舌診、脈診、問診、下腿部の経脈検査で脾胃の弱さが目立ち、腎の弱さもやや感じたのでそれと関係する足の経穴に鍼灸施術でアプローチ。
施術後は脈の変化が診られ、舌の状態は本人もわかるぐらい変化が診られた。
貧血予防のための話と家で行うことを指示。
2回目
1週間後 腰の痛みをペインスケールで表すと10→3まで変化。
施術後3日間は全く痛みが出なかったとのこと。
✳︎さらにしゃっくりの位置が変わったと感じたとのこと。
整体では前回と同様骨盤の状態をさらにバランスを良くするため施術。
鍼灸では前回の経穴に加えもう一穴追加でアプローチ。
後日電話で逆子改善の電話を頂いてご自宅で安静の指示で終了。
今回のケースでは整体の観点で診ると骨盤の状態は良くありませんでした。
やはり痛みが出るという事は環境は良くないことを表しているのだと改めて感じました。
骨盤は左右のバランスが真逆の状態でその影響で腰椎はかなり固くなっていました。 下腹部が下がっていたことが骨盤に影響を及ぼしてしました。 そのため下腹部も頭で調整を行うとすぐに起き上がってきました。
鍼灸の観点では貧血、浮腫、冷えとかなり良くない状態。 体液の巡りがかなり悪くなっており運化作用が出来ないぐらい弱まっていました。 さらに命門の腎もやや弱く感じた。 まず運化作用が行われるように鍼灸施術でアプローチ。 するとパンパンに浮腫んでいた足がかなり改善され足の末端もやや温もりが感じられた。
命門の腎を補うための経穴で脈は変化が診られたので1回目終了するとしゃっくりの位置が変わるなど変化が診られたので上記の仮説が正しかったと思われた。
今回の施術以外に家で貧血対策をかなり実行してくれた部分も体の変化がおきやすかったと思います。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。