2019年5月10日 金曜日
【症例】首が常に重たく血が通ってない感じが改善した例
首が常に重たく、頭痛も頻繁に起こっていた。また、腕の方に血が通っていない感じがしていた。その為か毎朝起床時も疲れは取れておらず常にしんどい状態が続いていた。この方に関しては、姿勢の悪さが原因として関わっていたと考えられた。ではその姿勢不良がどういう影響を与え、どのように改善へと導いたのかを説明していきますね。
利用者
30代男性 茨木市在住主症状
首が常に重たい
頭痛その他の症状
手足に血が通ってない感じ過去に受けていた施術
特に無し主な施術ポイント
姿勢改善施術の経過と内容
1回目
症状としては、首の後面が常に重たい。
頭痛は週に2~3回は生じる。
朝起床時に手足に血が通わない感じがある。
姿勢をチェックすると、頭部前方変位や膝関節屈曲位などと非常に悪い。
日常生活時も就寝時も体に負担が掛かっていると考えられる。
先ずは姿勢改善の為の施術を中心に行なう。
内臓疲労の反応もあった為、内臓調整も行なう。
姿勢改善の為のトレーニング&ケアを指導。 2回目
1週間後来院
首の重たさはましだったが、日が経つにつれて症状戻ってきた。
頭痛は数回あった程度。朝の血が通わない感じは重たさと同様に日が経つにつれて戻ってきた。
施術は前回同様に、姿勢改善と内臓調整を中心に行なう。 3回目
1週間後
頭痛は1回だけあった。
首の重たさと血が通わない感じは施術後5~6日経つと戻ってくる。
施術は前回までと同内容で実施。 5回目
姿勢は初回時に比べ解剖学的立位姿勢に近い状態へ変化。
頭痛は最近出ていない。
首の重たさは若干残存。
血が通わない感じも若干残存。
より、循環を促すような施術を中心に行なう。 6回目~
姿勢は良い状態を維持。
頭痛・首の重たさ・血が通わない感じ共に気にならない状態へ。
現在は、通院間隔を空けてメンテナンスを行い、経過観察中である。考察
今回の症例は、首の重たさ・頭痛・血が通わない感じがするという事でお悩みの方であった。 初回に姿勢をチェックした時に、座位も立位も非常に姿勢が悪く、
頭部は前方変位にあり首後面には常にストレスが掛かっている状態であった。 そこで、その姿勢の悪さが重い感じを生み、姿勢の悪さが余計な筋緊張を生み頭痛となり、
姿勢の悪さが血液循環などの体液の流れを阻害しているのではないかと考えた。 一般的に、良い姿勢とは耳・肩・股関節・膝・くるぶしが一直線上に並ぶのが良いと言われている。
それは立っていても座っていても、寝ていても同様である。 意外と寝ている時の姿勢は皆さん気にしてない方が多いが、
睡眠時間は人生の中でも大半の時間を占める。
その為、就寝時の姿勢が悪ければ首肩周りを中心に症状が出やすい。 本来は、朝起きたら身体は一番元気な状態のはずなのに、
朝起きたら首肩がバキバキでしんどい・・・。と言う方は、
枕の高さが合っておらず、顎が突き出た状態になっていたり、
逆に顎が胸につきそうな状態になっている可能性が高い。 姿勢は意識だけで何とかなる問題ではない。
しっかりと骨格矯正を行い、緊張の強い部位は緩め、緊張が足りない部分は強化をしなければならない。
なので、先ずは専門の機関で自分の姿勢がどの様な状態なのかをしっかりとチェックしてもらう事が
先ずは大切になってくるかと思われます。 ※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。関連記事タグ : 頭痛【症例】