2019年4月11日 木曜日
【症例】肩の重だるさで目覚めが悪かった方の改善例
今回の症例は、肩の重だるさで毎朝起きると重だるくて目覚めが非常に悪かった。酷い時は肩の重だるさで夜中に起きる事が何度もあった。その為、時間的には長い時間寝たとしてもあまりスッキリ感が得られず、お悩みの方でした。そんな方が整体で起床ににスッキリとした感じが得られるようになるまでの改善例を紹介します。
利用者
20代女性 箕面市在住主症状
肩こりその他の症状
特に無し過去に受けていた施術
特に無し主な施術ポイント
循環不全施術の経過と内容
1回目
問診を行なうと肩こりが強く、
特に朝起床時に重だるい感じがあるとの事だった。
また、睡眠中もだるさ等で目が覚める事がある。
検査を行なうと、骨盤など骨格の歪みがみられ肩周囲は筋緊張が強く内臓疲労の反応も見られた。
骨格矯正、緊張の強い筋肉のリリースを行ない、内臓調整も行なう。 2回目
翌日来院
今日の朝起床時は良く寝れた。
骨格の歪みは整った状態を維持。筋緊張は若干改善傾向。
施術は前回と同内容で実施。 3回目
6日後来院
施術後は調子が良いが、5~6日目になると徐々に朝起床時の重だるさが出てきた。
筋緊張は初回に比べれば良い状態へ。
肩周囲の疲労を軽減させる為のセルフケア指導。
内臓調整等の循環を改善する為の施術を中心に実施。 4回目~
朝起床時の重だるさは改善。
仕事が忙しくなると、肩がこったり重たくなったりする事もあるが、
セルフケアを実施したりして、疲れを翌日に持ち越さないようにすれば、
翌朝は元気な状態になっている。
現在は、通院間隔を空けて疲労が蓄積しないようにし、
また身体の歪みなどが生じないようにメンテナンスを行って経過観察中である。
また、その他の部位のセルフケアも症状に応じて
随時行って自身で実施してもらい、
整体に依存しなくても自分で治せるような体作りをが出来るように指導を行なっている。考察
今回の症例は朝起床時に肩が重だるく目覚めが非常に悪く、
夜間も時々肩の重だるさで目が覚める事もあり、
睡眠時間を長めにとってもあまり寝た気がしないと言う事でお悩みの患者さんであった。 今回のケースの場合、自律神経が乱れた事による循環不全による症状であったと考えられる。 特別変わった事はしておらずいつも通りの生活をしていたのに
非常に疲れやすくなったり痛みを感じるようになったりする事は多々ある。
意外と多くの方が年齢によるものなのか?と考えてしまう方が多い。
しかし、そう言った面も少しはあるかもしれませんが、大抵はそれが原因ではない。 人間は常にストレスに晒されて生活をしている。
ストレスと偏に言っても様々である。皆さんが良くイメージするストレスの代表「精神的なストレス」と
「肉体的なストレス」がある。これは気温や天気、湿度等が該当する。
精神的ストレスは自分で感じやすいが、肉体的ストレスは中々感じにくい。 こういったストレスは、知らず知らずの間に蓄積されやすい。そうすると、自律神経の乱れが徐々に生じてくる。
自律神経は肝臓や胃、心臓、腸等の働きを調整している。
その部分の調整が上手く出来なくなってくると、内臓が上手く循環が出来なくなり循環不全に陥る。
循環不全に陥ると、疲労物質等が除去しにくい状態になりやすい。 そうすると、自分としてはいつもと同じような生活をしていても身体は疲労状態に陥り、
長時間寝たとしても中々疲労が抜けなかったり、緊張が生じたりする。 最近、重だるい感じが抜けないとか疲労感が抜けないので、努力して寝る時間を増やしているけど
中々改善しないと言う方は内臓疲労による症状の可能性はあります。
一度専門家に診てもらうのが良いかも知れませんね。 ※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。関連記事タグ : 肩こり【症例】