2020年8月23日 日曜日
【症例】慢性的な首、肩こりと悪化した可動性制限が解消
今回のケースは慢性的に首や肩の凝りを感じており、ここ2ヵ月前から症状が強く出てきたため来られました。首、肩の凝りはずっと重たい感じで凝っており、首の後屈、回旋(捻る)で痛みが伴い、可動域制限もある状態。施術で交感神経への介入で可動域等が解消された症例です。
利用者
男性 50代 豊中市在住 主症状
首、肩の凝り その他の症状
腰痛 過去に受けていた施術
マッサージ
鍼灸 主な施術ポイント
交感神経への介入 施術の経過と内容
1回目
重心軸を整えることで交感神経へのアプローチ。
首、肩の筋肉や関節等へのアプローチ。
目を中心に感覚器への介入。 2回目
1週間後
少し楽に。
他の冷感がより気になるようになった。 前回と同じ施術方針で進め、上位肋骨の可動性を出すように施術。 3回目
1週間後
ペインスケール10→5 前回までと同じ施術で進める。 4回目
やや詰まり感が出てくるが、以前と比べるとかなり楽に。 前回までと同じ施術方針で進める。 5回目
1週間後
かなり楽だが、さらに凝り感が取れるといいとの事。 前回までの施術に加え、皮膚の滑走を良くするようにアプローチを追加。 6回目
2週間後
かなり楽とのこと。
この施術の期間中ゴルフにも行ったが、特に腰が痛くなることはなかった。 今後は感覚器や手の冷感をさらに良くするようにしていく方針。 考察
今回のケースは慢性的に首や肩の凝りを感じており、ここ2ヵ月前から症状が強く出てきたため来られました。 問診で聞いていくと
首、肩の凝りはずっと重たい感じで凝っており、ここ2ヵ月前からは首の後屈、回旋(捻る)で痛みが伴い、可動域制限もある状態。 また、手先が冷えやすく夏場でも冷感がある。 腰の痛みに関してはゴルフ後、特に右側に痛みが出ることが多く、一緒に診てほしいとのこと。 身体を診ていくと
まず、反り腰等の重心は特に問題がない。
しかし、立位、座位では右重心とやや傾きがあり、それによって上半身も右側が短縮している状態。
目の検査では右視野が狭くなっており、その代償を別の場所で補ってる。 骨盤部の関節は緩く、その周辺の筋肉はやや緊張状態。 検査の中で
右重心によるアプローチを行うと首、肩の可動域は良くなった。 このことから交感神経が優位になっており、それによって筋肉が緊張していると考えました。 腰に関しては
関節が不安定なことでその周辺の筋肉が緊張しており、ゴルフによって疲労を起こし、さらに緊張したことで痛みが出ていたと考えます。 施術では
交感神経のスイッチが緩まるようにアプローチをかけ、
首、肩の筋肉や関節、筋膜等の結合組織に対してアプローチかけました。 また、右視野が良くなるように目に関係するポイントも施術。 上記の施術を4回程繰り返し行った結果、凝り感や後屈、回旋時の痛みは解消しました。
今後は手の冷感や右目に対するアプローチを行い、感覚器からの自律神経と構造的にさらに向上させていく方針。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン関連記事タグ : 肩こり【症例】