2020年10月28日 水曜日
【症例】抱っこ等によってひどくなった肩凝り、頭痛が解消
今回のケースは産後10カ月で来られた方の症例です。お悩みは肩凝り、頭痛とのこと。元々肩こりに悩まされているが、産後授乳や抱っこの頻度が増えたことやお子さんが重たくなっていることでひどくなっていましたが、整体で期間をあけても楽になった症例です。

利用者
女性 30代 箕面市在住 主症状
頭痛
肩凝り
首の凝り その他の症状
産後の骨盤矯正 過去に受けていた施術
特になし 主な施術ポイント
重心軸と腕の筋緊張へのアプローチ
脱水、鉄分への対策 施術の経過と内容
1回目
重心軸へのアプローチ。
胸郭部へのアプローチ。 セルフケアとして
脱水、貧血対策を指導。 2回目
3日後
この3日間は頭痛が出ずに過ごせたが、肩凝りはしんどいとのこと。 前回の検査時よりも身体の反応があり、姿勢も変化しているため、それに合わせてアプローチを追加。 3回目
1週間後
1回だけ頭痛が出た。
肩凝りは段々しんどくなってきた。 前回までの施術方針に加え、頸椎、胸椎の境目に対してアプローチ。 4回目
1週間後
楽にはなっているが、頭痛が出たとのこと。 前回までの施術方針に加え、産後のケアとしてアプローチ方法を追加。 5回目
1週間後
頭痛、肩凝り気にせず過ごせたとのこと。 前回までの施術方針に加え、上位頸椎へのアプローチを追加。 6回目
1週間後
かなり身体が楽だった。
施術方針は変えず、産後のケアをより取り入れながら施術。
7回目
2週間後
2週間あけてみても楽だった。 前回までの施術方針で進める。 考察
今回のケースは産後10カ月で来られた方の症例です。 問診で聞いていくと
お悩みは肩凝り、首の凝り、頭痛とのこと。
元々肩こりに悩まされているが、ここ最近は特にひどい。
そのきっかけとして、授乳や抱っこの頻度が増えたこととお子さんが重たくなっていることも負担へと繋がっている様子。 頭痛の頻度は週に1.2回出るぐらいになり今までは週に1.2回も出ていなかったとのこと。 骨盤に関しては歪みが気になるとのこと。
さらに体重は妊娠前に戻ったが、ズボンの感覚が少しキツくなっている状態。 身体を診ていくと
左右の重心は左に傾き、前後では後ろ体重になっている状態。
肩凝りの部分や頚部に関して触診を行うと
かなり固まってる。 その他、再度問診していくと
貧血の兆候、脱水の兆候が見受けられました。 身体の傾きによる筋緊張の発生や抱っこ等の物理的負担が影響している点。 貧血によるエネルギー不足やミネラル低下による筋のバランスが崩れていたことも影響があると考えました。 施術では、
その重心軸を整えつつ、患部に関係のあるポイントをアプローチ。 セルフケアとして
脱水への対策、貧血対策をメインに行い、 骨盤部の安定性を高めるために産後のセルフケアを指導。 また、物理的負担が軽減できるように抱っこ紐の付け方や授乳の楽なやり方を指導。 それを続けることで
6回目以降は頭痛出ず、楽に過ごせるまで回復しました。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン関連記事タグ : 産後肩こり【症例】