アトピー 赤ちゃんのミトン(手袋)が及ぼす影響
アトピーや乳児湿疹でお悩みの方はつけられてる方も多いと思います。引っ掻き傷を防止するには確かに必要ですよね。でも、24時間つけっぱなしは赤ちゃんの成長を止めてしまうかもしれません。今、ミトンを使用されている、またはこれから使用される方は是非最後まで読んでくださいね!実際の症例を交えて解説していきます。3月から通院中のA君(生後6ヶ月)ひどいアトピーでお悩みでした。アトピーの方も2ヶ月の施術でほぼいい状態になりました。(お写真の掲載許可が出ればまたビフォーアフターをアップしようと思います。)それよりも安心しているのは力がみなぎってきたということ。この子を初めて見た印象は「弱い」でした。どう弱いかというとエネルギーが全然ない感じ。☑︎力も実際弱い☑︎抱っこした印象も軽い☑︎手足が冷たい(寝る前にも温かくならないとのこと)お母さんに聞いても生まれて2ヶ月ぐらいは、逆にずっしりと重い感じでしっかりした印象だったのこと。それが、4ヶ月ぐらいからだんだん軽い印象になりアトピーが発症しだしたとのこと。詳しい症状や治療法についてはまたの機会に写真と一緒にご案内いたします。今日の本題はミトンについてミトンは確かに引っ掻き傷を防ぐ上では必要かもしれません。しかし、このA君もそうでしたが、ほぼ24時間ミトンをしたまま。それでは掴むという動作ができません。赤ちゃんは割と早い段階から反射的にものを掴みます。そしてその感覚を脳に焼き付け覚えていきます。さらに握ることで指や腕の力がついてきます。それがミトンをしたままだとできません。つまり、脳の発達も指の感覚も鈍くなり力も弱くなってしまいます。このA君には寝るとき以外はミトンを外してもらいました。それだけでもどんどん力がみなぎってきましたよ。お母さん曰く、かなり積極的におもちゃで遊んだり指あそびをして逆に掻く時間が減ったそうです。まずは目の届く時間帯だけでもミトンを外してあげてみてください。