2017年12月23日 土曜日
【症例】30年間苦しんだ頭痛
今回の症例は30年間苦しんだ頭痛が改善するまでのケースです。10代の頃から、病院で特に異常はないと言われて頭痛薬を処方され服用し続けていたが、改善することは無く、今後の事を考えると薬を服用し続けるのが怖くなり、薬を服用しなくても良い身体にしたいという事で来院された。

利用者
40代女性 箕面市在住
主症状
頭痛
その他の症状
食事が喉を通らない
動悸・めまい
生理痛
過去に受けていた施術
鍼治療
マッサージ
整体・カイロプラクティック
主な施術ポイント
自律神経
施術の経過と内容
1回目
顔色が悪く、生気が不足している様子
身体全体がボテーッとした感じで重たい
内臓チェックかけると、複数の部分で反応あり
頭、胸郭、脊柱の硬さ
身体全体の循環を促す施術を行い
頭、胸郭への調整実施
2回目
5日後来院
施術翌日は頭痛ましだったが、翌々日から痛み出た
前回と同様に、循環を促す施術と頭、胸郭への調整実施
頭は、特に迷走神経にアプローチをかける
3回目
1週間後来院
この1週間は頭痛は無かった
少し、食事が食べれるようになった
顔色が良くなってきて、重たい感じも改善傾向
前回同様の施術を行なう
4回目
10日後来院
来院前までは毎日の頭痛が普通だったが時々になってきてる
食事も前回よりも更に食べれるようになってきた
内臓の状態も良くなっており頭、胸郭の硬さも改善傾向
6回目
ここ何日か、頭痛の出る回数が少し多かった
しかし、痛みは自体は直ぐに収まった
7回目
ここ1カ月間頭痛出ていない
食欲もあり、しっかりと食べれている
生理痛もピルを服用しなくても良い状態に改善
頭痛症状が安定してきたので、以前から気になっていた姿勢改善をしたいとの希望
その為、現在は姿勢改善に対するアプローチにシフトチェンジして経過観察中
考察
今回の症例は、自律神経の乱れからくる頭痛でした
この患者さんは、10代の頃から頭痛・生理痛に苦しんでいた
頭痛外来・産婦人科では経過観察と言われ薬を処方され、その薬を服用し続ける日々であった
しかし、ここ数年食事をとったら吐いてしまいまともに食べれなくなっていたり
一度頭痛が出現すると行動を起こすことが困難な程の痛みの為日常生活にも支障が出てきていた
また、薬の長期間の服用が怖くなり根本的に改善したい!という事で来院された
頭の硬さで、迷走神経が圧迫を受けたことにより自律神経の乱れが起こり
頭痛、生理痛、食事が喉を通らない等の様々な症状が起こったのではないか?
また、昔からの姿勢の悪さや食べたり食べなかったりという不摂生が内臓に負担をかけ
代償することも出来ず症状の悪化に拍車をかけて、ここまでの長期化に至ったのではないかと考えています
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
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