2018年1月18日 木曜日
【症例】10年前から続いていた股関節痛|整体|茨木市
10年前からスポーツをきっかけに傷めた股関節痛。
日によって痛だるい日、全く何も感じない日があり色々な治療院に行ったがやってもらった時だけ楽にと常に悩まされていました。
そんな股関節痛が回数を重ねる事で根本的に悪くなっているところにアプローチかけれて改善されていった症例です。

利用者
女性 20代 茨木市在住
主症状
右股関節痛
その他の症状
特になし
過去に受けていた施術
整体
接骨院
カイロ
鍼灸
マッサージ
主な施術ポイント
右股関節の内旋方向へのアプローチ
施術の経過と内容
1回目
横隔膜、骨盤の歪み、仙腸関節の固さ、反り腰
筋膜レベルでの螺旋線に対してアプローチ。
2回目
3日後
特に変化がなかったとの事。
前回の施術に加え、大腿四頭筋、大腰筋、仙骨矯正を追加でアプローチ。
3回目
8日後
痛みが楽になったとの事。
また持続性もあって楽に過ごせたとの事。
前回の施術に加え、中臀筋にもアプローチ。
4回目
1週間後
前回の施術後からすぐに痛みが出てきたとの事。
中臀筋へのアプローチを中止して前回までの施術。
セルフケアを指導して終了。
5回目
2週間後
痛みは変わらないとの事。
前回よりまでの施術を一回リセット。
仙腸関節は直接触らない方針。
右の股関節を内旋方向へのアプローチ。
筋膜レベルでの螺旋線に対してアプローチ。
6回目
2週間後
1週間全く痛みがなかったとの事。
2週間目からは違和感が少し出たとの事。
前回と同じ施術方針で進める。
7回目
2週間後
ほぼ痛みはなく過ごせたとの事。
前回と同じ施術方針で進める。
左右の腹斜筋の使い方を指導。
8回目
3週間後
痛みはなかったとの事。
前回と同じ施術方針に加え肋椎関節が固くなっていたのでそこを緩める施術を追加。
考察
問診では10年前から股関節の痛みがあり完全に治り切らずに今に至るとの事でした。
初診時では右の仙腸関節が固くて関節としての役割を果たせていませんでした。
その結果股関節の筋肉や臀筋に負担をかけいるのが原因だと仮説しました。
しかしニ診目では左仙腸関節が固くなった事が原因だと思われた。
左仙腸関節が固くなった事でそれをかばうために右仙腸関節が動きすぎの状態になった。
しかし右の仙腸関節への負担が大きかったために股関節の筋肉や臀筋が疲労起こし固くなったと思われた。
その仮説で症状の軽減が診られたが安定せず元の症状が出現した。
5回目の際に一回リセットして再度検査や問診を行うと右股関節の外旋が強くて仙腸関節の動きをロックしている事がわかった。
それに対する施術を行うと症状は軽減さらに安定するようになったのでこの仮説が優位だと思われる。
今回のケースのように何年も前から出ていて治らない症状は折り紙を折って、折って、折っての状態です。
つまり根本的に悪くなっているところが診えにくくなります。
数回施術を行なった事で診えにくくなっていた部位がわかりやすくなり最終的な仮説を立てられ施術を行えたと思います。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
大阪・北摂・箕面、茨木 岩永朋之整体サロン
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