2017年1月23日 月曜日
【症例】膝を床に着いて作業すると痛む|整体|箕面市女性
膝の痛みということで、つい局所の関節を調整したくなりますが、施術記録から今回の原因は股関節にあったと考えられます。
骨盤と股関節は体の重心などと深い関わりがあり、膝への荷重にも大きく影響してきます。
普段の立ち姿勢や重心のバランスが崩れることで、膝への症状が表面化してきたのでしょう。
股関節や骨盤の調整を行ってからは、立ち姿勢も良くなり、体に変化が出てきました。
患者
30代女性 H.Hさん 箕面市在住
主症状
膝の痛み(膝を曲げたり、床に着いて作業すると痛む)
その他の症状
股関節痛
過去に受けていた施術
マッサージ、鍼、整体
主な施術ポイント
骨盤(腸骨)、股関節
施術の経過と内容
【1回目】座位で骨盤の動きをチェックすると、左腸骨の外への動きが制限されている。ご自身でも、左の坐骨に体重を乗せにくい感覚があるという。効果的に治癒させていくため、まずは全体の循環力を高める。反応が出ている腸骨、股関節の調整を行う。施術直後、屈伸時の膝の痛みは10→3。
【2回目】3日後来院。前回の施術後の感覚がキープされている状態。かなり緩みは出たものの、股関節周囲(主に内旋筋)の緊張(+)循環と股関節施術を実施。施術後10→1
【3回目】4日後来院。膝の痛みはほとんど感じない。膝を床に着いて作業するときにも、以前のような痛みは特にない。再発防止のため、月1〜2回程度でのメンテナンスを提案。
考察
膝の痛みということで、つい局所の関節を調整したくなりますが、施術記録から今回の原因は股関節にあったと考えられます。骨盤と股関節は体の重心などと深い関わりがあり、膝への荷重にも大きく影響してきます。普段の立ち姿勢や重心のバランスが崩れることで、膝への症状が表面化してきたのでしょう。股関節や骨盤の調整を行ってからは、立ち姿勢も良くなり、体に変化が出てきました。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。関連記事タグ : 膝の痛み【症例】