来院当初、毎日の育児で肩に石が乗っているような気がする位重いとの事だった。育児はどうしても肩に負担は掛かりやすい。だからと言って、抱っこをしないとか授乳をしない訳にはいかない。そんな状況にあった方が楽になった経緯についてご説明していきたいと思います。
30代女性　池田市在住
肩こり
腰痛 骨盤の開き
マッサージ
循環不全
1回目 詳しく問診を行なうと、疲れが取れない・風邪を引きやすい・イライラが気になる 身体の大きな歪みは無いが、腰椎の軽度前弯、肩の軽度緊張、骨盤の開きが見られる 疲労軽減を中心とした、循環を促す施術を行なう 施術後、最近久しく感じてなかったスッキリ感がでる
2回目 3日後来院 疲労感・肩の緊張感はやや戻りが出ている 前回同様の施術を行なう 骨盤底筋の入れ方指導→後部繊維が弱い
3回目 1週間後来院 疲労感・肩の緊張感は大きな変化は無し 骨盤底筋チェック→後部繊維の弱さ改善傾向 施術は前回同様で実施
4回目 2週間後来院 子供の体調不良で夜が寝れず、抱っこの時間が長い 肩の緊張感＋、疲労感＋ 横隔膜の緊張が見られたのでリリースを行う 更に骨盤底筋強化の為のトレーニング指導実施
5～10回目 疲労感・イライラは落ち着いたが、肩の緊張が残存 施術後、3～4日間は調子が良いがそれ以降になると 肩のしんどさが増加してくる。 症状の持続性を高める為に、より循環を意識した施術を行ない、 胸椎や肋椎関節、胸郭関節を中心とした骨格や筋の調整も行った また、骨盤底筋のみならず下肢の筋肉強化も行なう
11回目～ 疲労感・イライラ・肩の緊張は気にならない程度へ改善 現在は、3～4週間間隔を空けて経過観察中
今回の症例は、産後の育児による肩こりであった 産後は、授乳や抱っこ等で肩への負担は掛かりやすい 本来であれば、睡眠時に疲労物質は内臓等の働きで 循環して除去されるのだが、その循環が機能せず毎日の疲労が日々蓄積されてしまい、 疲労の閾値が低くなったと考えられる。 自分ではそれなりに睡眠は取っているつもりでも 疲労感が抜けない方は、循環不全が起こっている可能性がありますよ
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。