2020年5月31日 日曜日
【症例】2カ月前から急激に痛くなった腰痛の原因は股関節
2カ月前急に腰痛が出現。それ以降、動作の始め(立ち上がる時、起き上がる時)に痛みが出ていましたが、股関節、骨盤の可動性を出すようにすること、脊柱の柔らかさを作るようにした結果、痛みやだるさが解消していった症例です。

利用者
女性 60代 池田市在住
主症状
腰痛
肩こり
その他の症状
特になし
過去に受けていた施術
整体
鍼灸
主な施術ポイント
脊柱の可動域(胸椎)
右側の股関節へのアプローチ
施術の経過と内容
1回目
重心の調整。
右股関節、骨盤部の可動性を出すようにアプローチ。
胸郭の緩みを出すようにアプローチ。
2回目
1週間後
肩はかなり楽に。
腰は右側が少し気になるとのこと。
前回と同じ施術方針に加え、腰の深部の筋肉へのアプローチ。
3回目
1週間後
前回と同じく段々右側の腰が気になる。
それでも痛みはかなり楽とのこと。
前回と同じ施術方針で進める。
右側の運動療法を指導。
4回目
1週間後
痛みなど何も感じることなく過ごせた。
前回と同じ施術方針に加え、足趾へのアプローチを行い、体の緊張状態や安定性を高めるように施術。
5回目
1週間後
1週間快適に過ごせているとのこと。
前回と同じ施術方針で進める。
6回目
2週間後
期間をあけても特に悩みなく過ごせたとのこと。
これからは期間をあけながら、感覚への介入を行っていく方針。
考察
今回のケースは肩凝り、首凝りがひどくて来られた症例です。
今回のケースは産後のお母さんのご紹介で来られた症例です。
問診で聞いていくと
腰の痛みに関しては動作の初め(立ち上がる時、起き上がる時)は「ピキッ」と痛く、その他常時重だるい症状がある状態。
肩凝りに関しては
昔からあるので少しでも良くなればと思うとのこと。
身体を診ていくと
姿勢(反ったり、仰け反ったり)は特になくバランス良い状態。
しかし、左右の位置では下半身は左重心、上半身は右重心と左右ではバランスを取り合っている感じがあった。
その他の左右差では股関節、骨盤の可動性も右はかなり固まっており、あまり動かせれない状態。
脊柱の動きに関しては
かなり固まっており特に胸椎及び肋骨部の関節は固まって動かない状態。
施術では
重心を整えると同時に股関節、胸椎をメインに調整。
3回目施術開始時に右側だけ症状が出てくるのは
今まで重心が傾き、右側が使えていなかったから。
それで右側に体重がかかり筋疲労がおきやすくなっていると考えました。
それを乗り越えると自分自身で左右バランスが取れ疲労が出なくなり痛みやだるさが軽減していきました。
肩凝りに関しても
胸椎周辺の固さの影響があったためその部分の緩みが出たことで凝り感が緩和されたと考えます。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。)
大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン
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