お悩み別解説
Case Commentary
2018年11月24日 土曜日
椎間関節症
腰痛と一言で言っても曲げていたい腰痛もあればねじって痛い腰痛、また反らして痛い腰痛など様々。
それぞれ原因や治療法も違います。
今回はその中の反らして痛い腰痛の椎間関節症について解説して行きます。
こんな症状の時には一体どこが悪くなっているのでしょうか?
悪くなっている部分は色々考えられるのですがその中でも普段施術で見受けられる 「椎間関節症」について解説して行きます。
椎骨は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎で構成されています。
椎間関節は靭帯でつながっていて、背骨の動きをスムーズにしています。
背骨の腰の部分を腰椎と呼びます。
その腰椎には上の骨と下の骨が繋がる関節の部分があります。
その関節を「椎間関節」と呼びその関節に問題が起こることを「椎間関節症」と呼びます。 主に炎症が起こった状態を言います。
・腰部から臀部、太もも、鼠蹊部にかけての放散痛がある
(ただし、膝より下に響くことは基本的にはありません)
各関節のレベル(場所)によって商用が出る部位が異なります。
・痛くない方に体を傾ける
例えば右の椎間関節が痛い場合は左に体重を載せる傾向があります。
形成不全(椎間板の変性、脊椎の圧迫骨折、分離すべり症、
脊椎手術などで脊椎の不安定さが生じると椎間関節の変性)
による負荷の増加で椎間関節に炎症が起こります。
腰痛になったということは腹筋が弱いからではないか?
だから、腹筋トレーニングを頑張ってしよう!
実はこれ・・・・
結論から言うと正解であって間違いでもあるのです。
それはどう言うことなのでしょうか? 確かに腹筋はある程度の強さは必要です。
力がないよりはあったほうがいいと言えるでしょう。
実際に私は腹筋をしたから腰痛が良くなったとおっしゃる方もおられます。
しかしながら、
腹筋といっても腹筋にも色々な種類があります。
腹直筋・腹斜筋・腹横筋など。
ということは、それによってトレーニングの仕方も様々なんです。
学生のころにやった、上体起こしだけではダメなんです。
そこがまた難しい・・・。
重要なのは筋肉量では無く、
筋肉をしっかりと使えているかどうかなんです。 筋肉量が無くて腰痛になるのであれば、
お爺ちゃんやお婆ちゃんみんな腰痛になっているはずですよね?
でも、腰痛になる方もいれば、ならない方もいますよね?
要はちゃんとバランスよく筋肉が付いていて、
使えているかどうかなんです。 それでも、どうしても腹筋トレーニングを実施したい!
という方は、腹筋群の中でも重要な腹横筋をトレーニングしてみて下さい。
この腹横筋は腹筋群の中の最深層にあり、
体幹をしっかりと支えるのに重要な筋肉になります。
この筋肉は比較的安全にトレーニングを実施することができます。
※現在動画準備中です
また負荷が大きい部分ですので直接の調整は基本的には避けた方がいいでしょう。
代償動作をできるようにできるだけ動きを抑えるように
周辺の環境を整えることで痛めている部分が徐々に改善してきます。
長期間続くとその周辺の筋肉が固まってくる傾向にありますが、
この筋肉が硬くなるのにも意味があり、
安易にマッサージなどでほぐしてしまうと腰が抜けたような状態になるかもしれません。 また、この状態で腰部のストレッチも必要以上の可動を生んでしまうので避けた方がいいかもしれません。
整体ではこの辺りを見分け周辺関節の調整などを行っていき
炎症を起こしてしまったり、余裕をなくしてしまった原因をみつけていきます。
それぞれ原因や治療法も違います。
今回はその中の反らして痛い腰痛の椎間関節症について解説して行きます。

Contents
・反らすと痛い腰痛椎間関節症
腰を曲げたりするのには特別痛みはないが腰を反ると痛みが強くまたは鈍く出る。こんな症状の時には一体どこが悪くなっているのでしょうか?
悪くなっている部分は色々考えられるのですがその中でも普段施術で見受けられる 「椎間関節症」について解説して行きます。
・背骨について
背骨の骨(椎骨)は椎間板と左右の椎間関節の3点で連結しています。椎骨は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎で構成されています。
椎間関節は靭帯でつながっていて、背骨の動きをスムーズにしています。
・腰椎の椎間関節と呼ばれる部分に問題が起こります

その関節を「椎間関節」と呼びその関節に問題が起こることを「椎間関節症」と呼びます。 主に炎症が起こった状態を言います。
・椎間関節症の症状は?
・腰部が痛む・腰部から臀部、太もも、鼠蹊部にかけての放散痛がある
(ただし、膝より下に響くことは基本的にはありません)
各関節のレベル(場所)によって商用が出る部位が異なります。
・症状の特徴
・腰を反らすと痛い ・膝より上の放散痛・痛くない方に体を傾ける
例えば右の椎間関節が痛い場合は左に体重を載せる傾向があります。
・椎間関節症の原因は?
物理的な負担(運動や仕事など)で椎間関節に過度な力が加わることや、形成不全(椎間板の変性、脊椎の圧迫骨折、分離すべり症、
脊椎手術などで脊椎の不安定さが生じると椎間関節の変性)
による負荷の増加で椎間関節に炎症が起こります。
・こんなリハビリは要注意!!
皆さんよくされているのが、腰痛になったということは腹筋が弱いからではないか?
だから、腹筋トレーニングを頑張ってしよう!
実はこれ・・・・
結論から言うと正解であって間違いでもあるのです。
それはどう言うことなのでしょうか? 確かに腹筋はある程度の強さは必要です。
力がないよりはあったほうがいいと言えるでしょう。
実際に私は腹筋をしたから腰痛が良くなったとおっしゃる方もおられます。
しかしながら、
腹筋といっても腹筋にも色々な種類があります。
腹直筋・腹斜筋・腹横筋など。
ということは、それによってトレーニングの仕方も様々なんです。
学生のころにやった、上体起こしだけではダメなんです。
そこがまた難しい・・・。
重要なのは筋肉量では無く、
筋肉をしっかりと使えているかどうかなんです。 筋肉量が無くて腰痛になるのであれば、
お爺ちゃんやお婆ちゃんみんな腰痛になっているはずですよね?
でも、腰痛になる方もいれば、ならない方もいますよね?
要はちゃんとバランスよく筋肉が付いていて、
使えているかどうかなんです。 それでも、どうしても腹筋トレーニングを実施したい!
という方は、腹筋群の中でも重要な腹横筋をトレーニングしてみて下さい。
この腹横筋は腹筋群の中の最深層にあり、
体幹をしっかりと支えるのに重要な筋肉になります。
この筋肉は比較的安全にトレーニングを実施することができます。
※現在動画準備中です
・改善方法は?
その痛めている部分は基本的に炎症が起こっており、また負荷が大きい部分ですので直接の調整は基本的には避けた方がいいでしょう。
代償動作をできるようにできるだけ動きを抑えるように
周辺の環境を整えることで痛めている部分が徐々に改善してきます。
長期間続くとその周辺の筋肉が固まってくる傾向にありますが、
この筋肉が硬くなるのにも意味があり、
安易にマッサージなどでほぐしてしまうと腰が抜けたような状態になるかもしれません。 また、この状態で腰部のストレッチも必要以上の可動を生んでしまうので避けた方がいいかもしれません。
整体ではこの辺りを見分け周辺関節の調整などを行っていき
炎症を起こしてしまったり、余裕をなくしてしまった原因をみつけていきます。