2019年12月28日 土曜日
【症例】腕の痛みしびれがすっきり!
お仕事の作業中、髪の毛をゴムで束ねるタイミングで痛みしびれがでたり、夜寝ている間に痛みが出て起きたり、重いズキズキする痛みが肩甲骨の動きやアームラインの筋緊張をとることで、朝もしびれがでず快適に過ごせるようになった症例です。

利用者
女性 50代 箕面市在住
主症状
左肩甲骨から左腕の痛み
その他の症状
耳鳴り
体の歪み
便秘
過去に受けていた施術
マッサージ
カイロプラクティック
主な施術ポイント
肩甲骨の動き
アームラインの筋緊張
施術の経過と内容
1回目
お仕事の作業中、髪の毛をゴムで束ねるタイミングで痛みしびれがでたり、夜寝ている間に痛みが出て起きたり、重いズキズキする痛みがあるとのこと。
整形外科的徒手テストを
いくつか行なったところ頚椎での神経絞扼は可能性が低く、胸郭出口症候群の中でも過外転テストで陽性がでました。
小胸筋、アームラインの筋緊張
身体のねじれへのアプローチを行いました。
2回目
5日後来院
朝出ていたしびれは出ておらず
左腕、肩に重みが残るとのこと。
前回同様に施術をすすめ
胸郭部分の固さも残っていたためアプローチ
3回目
7日後来院
前回同様に施術をすすめ
肩甲胸郭関節の隙間が全くなく
手が入らないのでそこの緊張へのアプローチ
4回目
7日後来院
腕を上から下ろす時に痛みが走る、
重さは日を追うごとにだんだんとでてくるとのこと
肩甲上腕リズムを整えるアプローチ
5回目
7日後来院
ペインスケールが下がったとのこと
前回同様に施術をすすめ
肩甲胸郭関節の動きを特に出すようにアプローチ
6回目
14日後来院
だるさ、重さが出るときがあったが
ピリッとした痛みなどはなかったとのこと
前回同様に施術をすすめ
小胸筋、僧帽筋上部などの肩甲骨の動きを阻害する筋緊張を取るアプローチ
今後も2週間3週間と期間を空けながら
はりや重みが出ても寝れば
すっきりともどる状態に定着させるために
メンテナンスを続ける予定です。
考察
今回の左腕、肩の痛みしびれは
小胸筋や肩甲骨周囲の過緊張によるものでした。
過去に交通事故で左腕、肩を痛めたことがあるという既往歴や、お仕事の作業で
左手を酷使することなどが過緊張に繋がったと考えられます。
今回行なった徒手検査で引っかかった
胸郭出口症候群はいくつかのパターンがあります。
その中でも今回は小胸筋や烏口突起に付着する筋の緊張が前胸部、胸郭、アームラインのつながりで痛みやしびれを引き起こしていました。
知らず知らずのうちにぎゅーっと
身体に緊張が入ってしまったり、
夜中に目が覚めてしまうなど
回復力自体も低下していたことが
症状が長引くことに繋がったと考えられます。
お仕事での動作はどうしても
やめられないこともあると思います。
そのあとのセルフケアや意識ひとつで
身体にとって負担にならずにすむので
諦めずにお身体の痛みや不調のサインに
気づいてあげてください。
まずは気付くということが大切です。
その気付きで将来は大きく変わります。
一緒に動きやすい身体作りをしていきましょう。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。)
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