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12月26日発売号


【症例】肩凝り、背中の張りが整体とストレッチで改善
今回のケースでは様々な要因があったと考えられます。まず、体幹部の捻れです。その他には肩呼吸になっている事と反り腰によって脊柱全体が動かなくなり自ら回復できない体になっていた事が考えられます。施術では上記へのアプローチを行うこと、セルフケアとして適切なストレッチを伝えて実践したことで症状が緩和した症例です。
男性 30代 箕面市在住
左背中の張り
肩凝り
特になし
特になし
肩呼吸
体幹部の捻れ
反り腰
1回目
重心、捻れを整えるため骨盤、胸郭へのアプローチ。
肩呼吸に対するアプローチ。
反り腰に対してアプローチ。
セルフケアとして肩呼吸を修正するための呼吸法。
捻れの際気になった筋肉のストレッチ方法を指導。
2回目
3日後
当日はかなり張り感が取れ動きやすかったとの事。
しかし、翌日好転反応としてややだるさが出現。
前回と同じ施術方針で進めるが、刺激量は確認しながらアプローチ。
3回目
11日後
背中の張り感が取れかなり楽に過ごせたとの事。
ペインスケールでは10→2
また、好転反応は全く出なかったとの事。
前回と同じ施術方針に加え、アームラインの調整を追加。
4回目
11日後
前回同様楽に過ごせているとの事。
前回と同じ施術方針に加え、肩から腕につながる筋肉へのアプローチ。
5回目
2週間後
やや疲労が出るが、次の日には楽になっているとの事。
前回と同じ施術方針に加え、肩甲骨の可動性を出すようにアプローチを追加。
これからはさらに期間を空けながら症状が出るかを確認していく方針。
今回のケースでは様々な要因があったと考えられます。
まず、体幹部の捻れです。
体幹部の中でも一番影響を与えていたのが、症状が出ている左側ではなく、右側の腋窩部の筋肉です。
右側の筋肉が過緊張(過度に収縮)している事で左側は伸ばされ過ぎている状態でした。
これが常に疲労を起きやすい環境となり、違和感があったのだと考えられます。
その他には肩呼吸になっている事と反り腰によって脊柱全体が動かなくなり自ら回復できない体になっていた事が考えられます。
まず、肩呼吸は肩を動かす事で呼吸をします。
この肩呼吸、自律神経では常に興奮している状態と考えられます。
常に興奮とはいわゆる交感神経優位になっている状態である。
休憩をしようと思っていても呼吸が興奮させるように働くため、オンオフの切り替えが上手くいかなくなる。
また、肩を通常より動かす事にもなりますので、疲労が溜まりやすいのです。
反り腰による脊柱の動きに関しては腰椎の前弯がきつくなるとその影響は胸椎にも出ます。
今回のケースでもその胸椎に影響が出て動きが悪くなった事がその周辺の筋緊張を作り違和感に繋がったと考えられます。
施術では、上記のように1回目から左側の背中が伸ばされている状態を取るため、体幹部の捻れ(腋窩部の筋緊張の除去)と骨盤部とのバランスを良くするために骨盤の歪みに対して、臀筋群や股関節の筋へのアプローチを行った。
それを取るだけでもかなり体の軽さが出た。
胸椎の動きを出すため、まず反り腰へのアプローチを行い、ある程度脊柱全体が緩くなっている環境の中一番固い胸椎へのアプローチを行った。
そうする事でよりメジャーなところがわかりやすくなるメリットと安全にアプローチすることができる。
肩呼吸に関しては肋骨へのアプローチを行った。
肋骨の中でも特に第一肋骨、第二肋骨が重要となった。
肩呼吸による肋骨への影響はほとんど上位肋骨におきやすい。
そのため、まず施術では上位にあたる第一肋骨、第ニ肋骨へのアプローチ。
そうする事で次にみえてくるのが、肋椎関節の固さ。
肋椎関節もその影響を受け上位肋骨が固くなっていたのでそこの固さを取るようにアプローチ。
それらを引き下げるよう事、肋椎関節の緩みを出す事で肩呼吸が自然と改善され、肋骨の可動性が良くなるため、呼吸がしやすい環境を作ることができる。
結果訴えていた症状もこのアプローチを行うとかなり体の変化がでた。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません)
大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン