お悩み別解説
Case Commentary
2025年1月14日 火曜日
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄相の手術を何とか避けられないかとお考えの方へ
脊柱管狭窄症はほとんどの場合手術を勧められます。しかし、手術となると入院も必要ですし後のリハビリにも期間がかかり何かと大変です。
あなたも、なんとか手術を避けられないものかとこのページをご覧になられているかもしれません?
結論から申し上げると
『まだまだ手術せずとも改善できる可能性が十分にあります』
実際に当サロンでも「手術しかない」と言われていた脊柱管狭窄症の症状が改善し問題なく歩行できるようになりゴルフなどのスポーツを楽しまれているケースも多数存在します。
しかし、正直に申し上げますと
「整体で改善するケースと改善しないケース」があります。
詳しく以下で解説しています。 無駄な時間を過ごされないためにも最後までお読み下さい。
Contents
脊柱管狭窄症とは?
脊柱管とは背骨の神経の通る管のことをいいます。 その管が椎間板の変性や黄色靭帯の肥厚、骨の変形などによって狭くなり脊髄神経が圧迫される状況を言います。 MRIなどで診断されます。脊柱管狭窄症の好発年齢
好発年齢:50~80代
割合的には男性が多い
脊柱管狭窄症の症状
・主な症状歩行していると数分で数分で下肢に痺れ、痛み、強張り感、だるさなどの症状が出てくる。 前屈みになったり、座ったり、しゃがみ込むとそれらの症状が軽減する。
これを間欠性破行といいます。
・注意が必要な症状
排尿障害、肛門の違和感やほてり
これらの症状がある場合はすぐに専門の医療機関を受診してください。
これらの症状がある場合はすぐに専門の医療機関を受診してください。
脊柱管狭窄症の一般的な治療
神経ブロック(注射)
鎮痛薬や血行を促進する薬物療法
コルセットなどの装具療法
ストレチや筋トレ
手術
程度によりますが保存療法を試し効果がなければ手術を勧められることが多いようです。
脊柱管狭窄症の疑問点
非常に重要なポイントです私は実際解剖実習などで脊柱管狭窄症の状態を確認してきました。
実際に骨に変形が起こっているものや靭帯が完全に肥厚してしまっているものに関しては
これが原因で圧迫しているのなら「外からではどうしようもないな」とうのが正直な感想でした。
しかし、実際には整体で十分に改善するケースが多数存在しまします。 それらは骨の変形や組織の変性や肥厚が直接的な原因でなかったと考えられます。
つまり、本来の脊柱管狭窄症ではなかったとも言い換えられます。
骨や何かしらの変形があるのは事実
ほとんどの方はMRI検査を受けられています。そこで実際、何かしらの変形が認められ脊髄神経を圧迫している可能性があると診断されています。
MRIでまで写っているので何かしらの変形がある事は事実でしょう。
無症状の人もいる?
実は明らかな変形があるのに無症状の人もいます。これはヘルニアなどでもよくあるケースなのですが
他の内科的疾患などでMRI検査をした時に脊柱管狭窄やヘルニアが写り込むことがあります。
しかし、全くの無症状です。
つまり構造の変形=症状というわけでもない訳です。
脊柱管狭窄症の症状が出ているのにMRIでは異常がない人もいる
逆に間欠性跛行などの脊柱管狭窄症の症状と言われるものが出現しているにもかかわらずMRIなどの画像検査では構造の問題は一切認められないケースも存在します。
脊柱管狭窄症と思って手術したが実は違う疾患だった
脊柱管狭窄症と診断され手術したが一向に症状が改善されず挙句のはてに心の問題とまで言われ納得がいかず検査を重ねた結果、
血管の問題だったと言うケースもあります。
閉塞性動脈硬化症と下肢への血流が悪くなる疾患です。
脊柱管狭窄症特有の症状がないのに腰痛があることや年齢だけで脊柱管狭窄症と診断されてしまうこともあります。
これらをまとめると
画像所見=脊柱管狭窄症ではないと言う事
そして
腰痛や年齢だけで脊柱管狭窄症と判断してしまうのも違うということです。
画像所見=脊柱管狭窄症ではないと言う事
そして
腰痛や年齢だけで脊柱管狭窄症と判断してしまうのも違うということです。
脊柱管狭窄症と診断されていても整体で改善されるケースの考察
整体で改善するケースとして考えられるのは画像などで脊柱管狭窄症の兆候が見られたとしても
実際は脊柱管狭窄症や閉塞性動脈硬化症などが原因でなかった場合という事。
では何が原因なのか?
関節の可動性亢進
関節は本来ある程度安定性が保たれています。外傷や使いすぎまたは過度のストレッチなどで安定性が低下している場合
必要以上に動きが出てしまいます。
それをハイパーモビリティと言います。
その動きすぎた関節によって神経圧迫が起こる事が考えられます。
関節の構造上、神経が圧迫される可能性があるポイントが何箇所か存在します。
それが脊柱管狭窄症が発症しやすい部位と一致しています。
循環系の問題
動脈が閉塞されるほどではないが何かしらの圧迫により血管及びリンパ系の循環が起こっている可能性も考えられます。
閉塞性動脈硬化症(バージャー病)の場合は整体は適応外です。
筋筋膜からの波及痛
筋肉や筋膜に塊ができそれが刺激される事で痛みやダルさなどを感じる事があります。それが腰部やそれ以下で起こる事で症状が出現する可能性があります。
脊柱管狭窄症の施術について
脊柱管狭窄症は以上の通り改善するパターンと改善しないパターンがあるという事はご理解いただけましたでしょうか?
足に全然力が入らない(つま先歩きができない、踵歩きができない)
尿の出方がおかしい
肛門付近に違和感がある
これらの症状の場合は必ず整形外科などを受診してください。
尿の出方がおかしい
肛門付近に違和感がある
これらの症状の場合は必ず整形外科などを受診してください。
手術しかないと言われたけど他の方法も試してから考えたい
手術したけど症状がスッキリしない
手術するまでもないけど様子をみましょうと言われている
日によっては楽な日もある
当サロンでの施術
①患部の調整症状が出ている部位や腰部周辺の腱膜などの結合組織を調整します。
②アライメント・バランスの調整
関節の動きすぎているところがある場合、相対的に必ず動いていない部分があります。 動きの悪い関節の調整を行い、腰部、股関節などが正常なバランスになるような施術を行います。
③循環系の改善
循環が阻害されている部分や全身の循環がよくなるための施術を行います。
これらは施術の一部ですが、実施することで症状の軽減もしくは改善が見込めます。
脊柱管狭窄症でお悩みだった方のお喜びの声
最後に
脊柱管狭窄症と診断されるともう手術しかない、誤魔化しながら付き合っていくしかない・・・。そのような思考になってしまうかもしれません。しかし、ここでお伝えしてきたように、しっかりと鑑別し判断することで整体で十分改善するものも多数あるのです。
私たちの統計では脊柱管狭窄症と診断されても整体で「改善するも」のと「改善しないもの」の割合は8:2です。
3回程度で改善する症状もあれば10回20回とかかるものもあります。
改善が見込めないと判断した場合は早めにお伝えするようにしています。
私たちはこの場でも施術の際も全て正直にお伝えしています。
施術を受けてみたいと少しでも思われたようでしたら一度ご相談ください。