2019年11月26日 火曜日
【症例】内臓疲労と筋肉の緊張が引き起こしたギックリ背中
今回のケースは3日前にギックリ背中になった症例です。身体を診ていくと局部は過緊張していましたが、炎症反応があるような熱感等は感じれなかったので、過緊張してる部分、それに関連する部分と内臓の調整を行った結果1回目でかなり痛みが取れました。
利用者
男性 20代 茨木市在住 主症状
背中から腰にかけての急激な痛み
(特に左) その他の症状
特になし 過去に受けていた施術
整体 主な施術ポイント
アームライン
過緊張起こした筋肉へのアプローチ
膵臓の調整 施術の経過と内容
1回目 仰向け、うつ伏せになれないため、
座位姿勢で骨盤調整、腕から背中の筋肉へのアプローチ。 横向け可能になり、
アームラインの筋膜リリース、側壁部の筋へのアプローチ。 うつ伏せ可能になり、
より細かく骨盤矯正、肋骨部の関節、筋肉へのアプローチ。 仰向けになり、
腹筋の調整、膵臓の調整。 施術後ペインスケール10→2 水分摂取と保温の指導、しっかり動かすように指導。 2回目
5日後
施術後からずっと楽になり、
ペインスケール10→1
痛み(鈍痛)が最大可動域まで体幹を回旋させると出現。 前回と同じ施術方針に加え、直接背部の筋肉にアプローチ。 ストレッチ等のセルフケアを指導して、一旦卒業。 考察
今回のケースは3日前に何もしてないにも関わらず、急に背中(胸腰椎移行部)に痛みが出たとのこと。 問診で聞いていくと
どの体勢でもズキズキ痛みが出ており、昨日に関してはさらに悪化していた。
また、痛みを訴えている部位との関係で甘いものもしくは脂っこいものを食べる機会が増えたかを聞くと、ここ最近脂っこいものをよく摂っていたとのこと。
この結果から膵臓の疲労によって内臓体勢反射が起きたと考えられる。 さらに詳しく痛くなった時の行動を聞くと、
机で寝てしまって起き上がった時に少し違和感、それから徐々に痛くなったとのこと。 おそらく、机で寝てしまって引き伸ばされている体勢から起き上がった時に過度に収縮した。
さらに上記で述べた内臓の疲労による筋緊張や冷えも加わったこと、水分不足でイメージ的にはつりやすいような状態なども加わり、傷めたと考えられます。 身体を診ていくと
疼痛部位は過緊張しておりガチガチの状態。
その筋肉の走行ラインで左の骨盤部の筋肉、関節の硬さ、腕の緊張がみられたため、
一発目はそういった部分を取ると仰向けやうつ伏せに寝れるようになりました。
これは筋肉の緊張が緩んだことで
寝ようとした時にスムーズに関節が動けるようになったりしたことが考えられます。 そのあとは内臓の調整を行うと動き出て施術後から痛みがかなり楽になったと考えられます。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン関連記事タグ : 背中の痛み【症例】