お悩み別解説
Case Commentary
2025年7月12日 土曜日
シーバー病(セーバー病 踵骨骨端症)
このページはお子様がシーバー病と病院で診断されたがなかなか改善せず
早くスポーツに復帰させてあげたいと心配になられている方向けの内容です。
残念ながらシーバー病はインソールやサポーターだけでは根本的には改善しません!早くスポーツに復帰させてあげたいと心配になられている方向けの内容です。
子供が歩くのも辛そう
走ると痛みが増す
成長痛と言われたがなかなか改善しない
スポーツを出来るだけ休みたくない
「成長痛と言われたがこのまま安静にしていれば痛みは無くなるのか?」
「このままスポーツができなかったらどうしよう?」
様々な疑問や不安、何よりもお子様を心配されていることと思います。
結論から申し上げます。
「大丈夫です。安心してください。」
「シーバー病は当サロンではかなりの高確率でスッキリ解消し
早期にスポーツ復帰までできています。」
Contents
シーバー病は
「病」とつくと何かの病気のような感じがしてしまいますが、
必ずと言っていいほど解消する症状です。
ただし、根本原因をしっかり解決すれば・・・
シーバー病とは?
シーバー病とはセーバー病とも言われたりしますが、 日本名では踵骨骨端症と称します。踵骨骨端(踵の後ろの一番出っぱっているところ)に運動などで負荷がかかり、
踵骨に血流障害が起こり炎症が起きたりひどい場合は壊死が起こります。
好発年齢
8歳〜12歳くらいの成長期に発症することが多く、 男女差では男性の方が6倍多くスポーツをしている子に多い傾向があります。
当サロンではサッカーやバスケットボールをしている男の子が圧倒的に多くこられています。
10前後に多い
男の子に多い
スポーツをしている子に多い
シーバー病の症状は?
踵の部分に運動時痛(歩いたり走ったりすると痛む)
圧痛(押さえると痛む)
腫脹(腫れが見られることもある)
アキレス腱を伸長するように足関節を動かすと疼痛が誘発される
痛みが強い場合はつま先歩きになる
これらの症状が特徴的ですが初期のほとんどは
なんとなく「踵が痛い」と訴えてくることがほとんどです。
シーバー病の原因は?
成長期の子供は骨が成長段階であり、 骨の端に成長軟骨と呼ばれる軟骨部分があり、まだ分離している状態です。そのため同じ動作を繰り返す事で成長軟骨が筋肉や腱に引っ張られるストレスと着地の衝撃により炎症がおきます。
このことを「骨端症」と呼びます。
※15歳過ぎたあたりからこの軟骨が骨化して、 元々のかかとの骨と踵骨骨端核ともくっつき、 1つのかかとの骨(踵骨)になります。
一般的にシーバー病は「使い過ぎ」(オーバーユース)が原因と言われています。
シーバー病は1回の外傷等でケガをする事ははほとんどなく 度重なるストレスによって発症します。
運動を急に始めた (何かスポーツ系の習い事を始めた)
急に練習量が増えた (小学生から中学生などの変化)
スパイクを履き始めた
しかし、同じスポーツを同じ量だけしていてもなる子とならない子がいるのはなぜでしょうか?
その理由を解説いたします。
シーバー病になりやすい子の特徴
シーバー病になる子にはある程度傾向があることに気づきました後ほど治療について解説しますが、以下の要因を解消することが予防や早期のスポーツ復帰また再発の防止につながります。
※これが全てではありません。運動量や体質などによっても個人差があります
姿勢の崩れ
シーバー病になりやすい子は姿勢が崩れている傾向があります。
本来、歩行時は股関節には体重の3〜4.5倍
足部には1.3〜1.5倍かかると言われています。
これは正常と言われる姿勢での話であって、
仰け反った姿勢や膝が伸びきっている姿勢になると、この体重のかかり方は大きく変化しさらに負荷がかかります。
仰け反り、膝が伸びている姿勢では、
床反力の衝撃をお尻の筋肉が反応せず吸収できません。
その結果、その吸収を足部で補うことになります。
その吸収を繰り返すことでかかとの組織は炎症を起こしたり、
血流障害が起きることで痛みが発生します。
足部の崩れ
全体の姿勢以外にも足部そのものにも問題が起こっている傾向があります。
例えば
足アーチの崩れ
浮き指
ふくらはぎや足の裏の筋肉の固さや柔軟性
その他の足の関節の動き
これらの問題も踵に必要以上のストレスを与えてしまう原因になります。
疲労が蓄積している
また、疲労により回復も遅くなります。シーバー病の子は100%と言っていいほど疲労が蓄積しています。
シーバー病の治療法
一般的な治療法
局所安静
ひどい場合は松葉杖
インソール
電気治療やマッサージ
一般的には原則安静の手段がとられます。
治癒期間は数ヶ月から1年と示されていることがほとんどです。
一般的にはスポーツは中止を指示されることがほとんどです。
当サロンでの施術
本当に安静だけが最適案でしょうか?軽度のものなら安静だけで改善するものもあります。
しかしほとんどの場合安静や電気を当てただけでは一時的に痛みは治っても組織の状態が良くはなっていないので再発のリスクが残ります。
また、インソールやテーピングは負担の軽減には役に立ちますが傷んだ組織を改善させる根本改善にはつながりません。
当サロンでは踵そのものの改善と負荷をかけている全体の問題を改善することで根本改善を目指し
なるべく運動を休まずに早期の回復をかなりの高確率で実現できています。
局所(踵)の調整
これは非常に繊細な調整で経験が必要な施術です。
同じシーバー病でも表層の問題である場合、深層に問題がある場合、アキレス腱に近い部分での問題、足底に近い部分での問題などそれぞれのケースで全く異なります。
問題となる組織を特定しそれらを改善する施術を行います。 この施術を行った時点でほとんどのケースで明らかに疼痛が軽減します。
全体の調整
多くの場合症状が出ている足に荷重がかかりすぎています。
その原因は股関節や膝など下半身に留まらず肩や腕の問題まで関与することがあります。
また前庭や視覚の問題などが影響していることもあります。
その辺りをしっかり分析し整えることで早期の改善と再発を防ぐことができます。
足部のアライメント異常
足には30個弱の骨がありそれぞれ関節を形成しています。
それらに崩れがあると踵に必要以上の負担をかけてしまいます。
足の動きと構造のバランスを整えることで早期の改善と再発を防ぐことができます。
自律神経
血流そして組織を回復させるにあたって
自律神経のシステムが整っていることは最低条件です。
疲労などが蓄積していても、自律神経が乱れ回復が遅れます。
早期改善のために自律神経の調整も必須です。
シーバー病はどれぐらいで良くなるのか?
一般的に完治まで数ヶ月程度かかり、長い場合数年かかるケースが多いと言われています。当サロンでは2〜3回の施術でほどんどのケースの痛みは軽減しスッキリ取り切るの数回施術して終了となるケースがほとんどです。
長期間放置していたり、他の施術を受けられていて組織の状態が悪い場合や、通常歩行も困難で踵を浮かせてしか歩けないレベルの場合は少し時間を要する事があります。それでもかなり回復までの期間は短縮できていると自負してます。
早めの施術がベストです! 違和感がある段階でもご相談ください。
スポーツは休んだほうがいいのか?
当サロンではできるだけ休まずに治す方法をとっています。私たち、スタッフのほとんどがスポーツ経験者です。競技を休む辛さをみんな知っています。ですから出来るだけ休まずに治せる方法を研究してきました。
今の所ほとんどのケースで競技を休まずに早期の改善を実現できています。
通常歩行も困難な場合
組織の状態がかなり拗れてしまっている場合
などは休むことを指導させていただくこともございます。
その他、生活環境や体の回復力等でも改善までの期間や競技の中止等の判断が変わることはあらかじめご理解いただけますようお願いいたします。
シーバー病は鑑別が重要
シーバー病はアキレス腱炎やアキレス腱滑液包炎、ハグランド病(ハグルンド)などと間違えられることが多く慎重に鑑別することが重要です。
またレントゲンの所見と症状(痛み)が一致しないことも多くあります。
レントゲン上では良くなくても痛みが全くないケースもあれば、
レントゲンではそれほど悪化していなくても疼痛が強い場合もあります。
どちらにしても鑑別をしっかり行うことが重要です。
シーバー病にテーピングは効果的か?
シーバー病に対する対策でインソールの次に出てくるのがテーピング。しかし、テーピングを安易に使用することは私たちはお勧めしていません。シーバー病は組織の潰れが起こっている事が多いのでテーピングでの圧迫は治りを悪くしてしまう可能性があります。
少なくとも9割以上のケースで私たちはテーピングを使用しません。
実際にシーバー病の改善例
小学4年生 サッカー
サッカー強豪チームでプレーしている小学生男子
安静と固定を指示されていたが長期間練習を休みたくないということでご来院されました。
2回施術で疼痛は完全消失
無事練習にも復帰できました。
小学3年生 空手
空手の全国大会に出ている小学生男子
難易度の高い型を行なってから足を引きずるほどの痛みを抱えておりました。
結果5回の施術で痛みなく完全復帰していただけました。
小学4年生 バスケ
チームの柱としてプレーしている小学生男子
他の整骨院や病院に行ったが改善されず、当サロンに来院されました。
症状が進行していたのもありましたが、6回の施術で思いっきりプレーができるまで回復しました。
小学生 バスケ
シーバー病でお悩みの子へメッセージ

当サロンにはシーバー病で悩んでいる子が多く訪れます。
そのほとんどの子が
病院では特に異常はないと言われた
湿布だけですまされたが良くならない
何件も病院に行ってやっと「シーバー病」と判明した子
整骨院でインソールやマッサージをしても治らなかった子
数ヶ月スポーツを中止したのに再発してしまった子
こういった状態でした。
でもほとんどの子が数日から1ヶ月以内にはスポーツに完全復帰して再発もしていません。
私もスポーツをしていましたし、私の子供もスポーツをしています。
長期間休むということはとても辛いことだと知っています。
あなたのお子さんが最短でスポーツに復帰できるように、全力でサポートします。
出来るだけ早く施術したほうが改善が早いのは確かです。
シーバー病 自信があります! お早めにご相談ください。
遠方からお越しの方へ
遠方からお越しの場合、どこかに宿泊していただき2~3日集中的に施術を受けられることをお勧めしています。LINEでご相談ください。
遠方からお越しの場合、どこかに宿泊していただき2~3日集中的に施術を受けられることをお勧めしています。LINEでご相談ください。
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