2019年2月24日 日曜日
【症例】ハーフマラソン後の下肢に出た痛みが改善
2週間前に参加されたハーフマラソンからつづく左膝、右殿部の痛み、そしてハーフマラソンに向けての練習時からつづく右踵の痛みが足部から起こる上行性の全身の捻れを整えること、ハーフマラソンの疲労を循環力をあげることでしっかりと回復させ改善したという症例です。

利用者
男性 40歳代 吹田市在住
主症状
右踵、右足底小趾側、左膝、右臀部の痛み
その他の症状
特になし
過去に受けていた施術
マッサージ
整体
鍼灸治療
主な施術ポイント
足部から起こった上行性の歪み
施術の経過と内容
1回目
痛みの場所をピンポイントに把握し
立位での体のバランスをチェック。
右肩、骨盤右側が下がり右側重心
体幹は右回旋が起こっていて
股関節外旋筋群は左右ともに緊張しているが
特に右側の緊張が顕著であった
仙腸関節、足関節、足根骨の固さがある状態
特に足根洞が狭くなっていたため足の循環の妨げになると考えられた。
下肢のバランスを整え循環を促し
回復力を高めるアプローチ
2回目
1日後来院
帰宅後ジョギングをした後
少し痛みが出たがすぐになくなり
その後はでなかったとのこと
前回同様に施術をすすめ
上半身のねじれ、緊張が出ていたため
胸郭へのアプローチを追加した
3回目
6日後来院
特に変化はなしとのこと。
上半身は胸郭、特に背骨
下半身は足の中でも特に母趾を
しっかりと使えるようにアプローチ後
セルフケアを指導
4回目
3日後来院
ジョギングでの痛みはほとんど感じないとのこと。
母趾の意識
仙腸関節、肋椎関節のアプローチ
左股関節内旋からのニーインに
なってしまうため外旋方向へアプローチ
2日後に予定している
フルマラソンの前の最終調整
今後はマラソンのアフターケアと共に
より走りやすい体作りのための
メンテナンスを予定している。
考察
今回2週間前に参加されたハーフマラソンからつづく左膝、右殿部の痛み
その練習時からつづく右踵の痛みを
参加予定であるフルマラソンに向けて
改善したいということでした。
体の状態を見てみると
上半身にも捻れが起こっていて
足部からくる上行性のもので
全体のバランスが崩れていたと考えられます。
バランスを整えるとともに
ハーフマラソン後の疲労で回復力も落ちてしまっていたので
循環をあげるようにアプローチしました。
体の崩れ方からしてニーインの状態が
膝の痛みに大きく影響を与えていたと考えられます。
体の歪みには上行性、下行性とあるので
しっかりと見極めて根源から
アプローチをかけることが大切です。
練習時からストレッチなどでしっかり
アフターケアすることも大切になってきます。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。)
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