2020年6月27日 土曜日
【症例】腰椎椎間板ヘルニアのメンテナンスと可動域の向上
今回のケースは何年か前に腰部ヘルニアの診断を受け、その時の痛みはないが、時々腰が痛むためそのメンテナンスと関節可動域がよくないため、その部分が向上するようにみて欲しいとのことでした。施術で胸郭のアプローチによって呼吸を整えるとかなり変化がでた症例です。

利用者
男性 40代 吹田市在住
主症状
腰痛のメンテナンス
関節可動域の向上
その他の症状
特になし
過去に受けていた施術
マッサージ
主な施術ポイント
自律神経系のアプローチ
施術の経過と内容
1回目
重心(左右、前後)の調整。
自律神経への介入。
足部の調整。
関節可動域とも関係する呼吸法を指導。
2回目
1週間後
2〜3日間身体が軽かったとのこと。
前回同様に
重心の調整、それによってできた肩甲骨の傾きを調整。
股関節の調整も追加で施術。
3回目
1週間後
問診の際には伝えていなかったが、あぐらが窮屈でなくなったとのこと。
検査すると自覚症状では良くなったと言ってもらえているが、左右差があったのでそれに対してアプローチと前回までと同じ施術方針で進める。
普段のあぐらのやり方を指導。
4回目
1週間後
身体はかなり楽になり、自覚症状と検査でみてもあぐらの左右差はかなり良くなっている。
身体の状態を数値で表すと
1回目の際は30%だったが、現在は60%まで良くなっているとのこと。
細かい筋緊張による関節のロックを取るように施術。
今後は2週間あけて、
今現在の状態がキープできているのか?をみていきながら60%が100%になるようにメンテナンスしていく方針。
考察
今回のケースは何年か前に腰部ヘルニアの診断を受け、その時の痛みはないが、時々腰が痛むためそのメンテナンスと関節可動域がよくないため、その部分が向上するようにみて欲しいとのことでした。
問診で聞いていくと
腰の痛みに関しては今現在はないが、時々鈍痛が出ることがあり、心配になるとのこと。
痛みの性質は鈍痛のため重だるい感じで、特にこの動作で感じるということはないとのこと。
身体を診ていくと
重心の崩れ、歪みが検査で確認できた。
しかし、それ以上に胸郭の開きと呼吸の状態が良くなく、自律神経の交感神経が優位になりやすい環境だった。
1回目からそれに対してアプローチを行うと身体の変化を感じ取れ、無意識に筋緊張させる必要がなくなったことであぐら等にも変化が出たと考えます。
それ以外でも、
身体の使い方、本来の関節の動きを指導することでより変化が出たので、今後もそのようなポイント見ていく方針。
(個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。)
大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン
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