一日中座っていたりして、同じ姿勢を強制されると、関節は固まりやすく筋肉は過緊張しやすい。それが、身体の機能がしっかりと働いていれば自然に解消されるのだが、疲労等が蓄積してると解消出来ずにどんどん関節の硬さ、筋緊張が進行してしまう。今回の場合は非常に早期に回復した方のケースをお伝えします。



20代女性　茨木市在住
肩甲骨の痛み
特に無し
特に無し
関節の硬さ・筋肉の緊張
1回目 上半身の筋緊張が強く、ハムストリングスの緊張も強い 骨盤の硬さも目立つ 緊張、硬さを改善を目的とした施術を行なう
2回目 2日後来院 大きな症状の変化無し 前回と同様に緊張、硬さ改善を目的とした施術を行う また、内臓機能の低下が見受けられたので循環を促す施術も併せて行う 肩甲骨周囲のストレッチ指導
3回目 1週間後来院 肩甲骨の痛み若干の違和感程度へ改善 骨盤の硬さ、上半身、ハムストリングスの緊張改善 仕事に支障が出ていないのでOKとの事で、経過観察へ
今回の症例は、肩甲骨の辺りが、仕事をしていると夕方になるとじわじわと痛みが生じ仕事に支障が出るとの事であった。 仕事は一日中座っており、手を使った細かい作業が多いとの事だった。 一日中同じ姿勢で仕事を行なう事によって関節の可動性は低下し筋肉の伸縮性は低下しやすい。 実際、この患者さんは骨盤に硬さがあり骨盤周囲の筋緊張も強かった。 故に肩甲骨から骨盤にまたがる筋肉が過緊張により正常な収縮・弛緩が出来なくなり痛みを生じていたのではないかと考えらた。 また、前かがみの姿勢が続くと内臓機能が低下しやすく、疲労が解消出来ない状態に陥いり、 自然治癒力が働か無いが為に、硬さ、緊張が続いていたのであろうと考えられました。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。