2020年3月25日 水曜日
【症例】長年の肩凝り、首凝りはお腹の張りが大きな原因
長年悩んできた肩凝り、首凝り。今まで接骨院に通うなど対策してきたが、その時は楽だが持続性がないので続けれない。そんな今回のケースですが、肩まわりの筋緊張等へのアプローチに加え、内臓を調整することで肩凝りの緩和と持続性が出ていった症例です。
利用者
男性 30代 箕面市在住 主症状
肩こり
首こり その他の症状
胃の調子 過去に受けていた施術
接骨院 主な施術ポイント
内臓調整
前胸部の筋膜、筋へのアプローチ 施術の経過と内容
1回目
前胸部の筋膜、筋肉へのアプローチ。
内臓調整。
重心の調整。 2回目
1週間後
少し楽に。 前回と同じ施術方針に加え、肩甲骨の動きを出すようにアプローチ。 3回目
1週間後
1回目の時に比べるとかなり楽になった。 前回までと同じ施術方針で進める。 4回目
2週間後
1週目は楽だが、2週目に入るとしんどかった。
しかし、その日はしんどい感じるが、寝て起きるとかなり楽。
この感覚は今までなかったとのこと。 前回までと同じ施術方針に加え、側胸部へのアプローチを追加。 5回目
2週間後
かなり楽に。 前回と同じ施術方針で進める。 次回は3週間あける方針。 6回目
3週間後
かなり楽に過ごせたとのこと。 これからはさらに期間あけながら、メンテナンスしていく方針。 考察
今回のケースは肩凝り、首凝りがひどくて来られた症例です。 問診で聞いていくと
肩凝り、首凝りは昔から慢性的にお悩み。
普段の生活ではデスクワークでの仕事、出張中の移動、車の運転でより顕著に凝りを感じたり、凝りが強くなったするとのこと。
肩凝りや首凝りがひどくなると頭痛が出るが、その頻度は月に1回は感じる。 特にここ2週間前は特にひどくて、動かしたり、ストレッチしたいと感じる時間を多くなった。
凝りの感覚はとにかくだるくて仕方がないとのこと。 その他に胃の調子が良くなく、脂っこいもの摂取するとすぐにもたれるようになった。 身体を診ていくと
重心は上半身と下半身ともに右にかなり傾いている。
前後のバランスでは仰け反っていることで上半身はバランスをはかるために丸くなっている状態。
この結果から肩凝りを感じる部分よりも前胸部の硬さが顕著に感じられました。 また、胃の部分をはじめとしたお腹全体はかなり張っている様子。
東洋医学の観点でみると気滞と考えられました。
この気滞は気が停滞して上手くエネルギーが作用していないので、体を動かしたりして気を動かそうとする傾向があります。 上記の部分で述べたように
動かしたり、ストレッチしたくなるのはこの部分が関与していると考えました。 また、上半身が丸くなっているのはお腹の張りが強いからということも考えられました。 施術では
まず、お腹の張りを取る事を優先しました。
それはお腹が張っていることで上半身は丸くなっていると考え、もし仮に筋肉等へのアプローチだけで姿勢を正してもお腹の張りが強くあるとすぐに戻ると考えたからです。 結果、そのアプローチのみである程度の緩和みられたが、
ずっと固くなっている前胸部の筋肉、筋膜は固まった状態のままなので直接アプローチかけました。 この方は接骨院に行っていましたが、なかなか持続性がなかったとのことでした。 おそらく筋肉へのアプローチのみで経過を見ていたからで、このケースではお腹の張りによって姿勢が崩れ、余計に肩まわりの筋緊張が出やすくなっていたことが大きな原因だったからです。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン関連記事タグ : 肩こり【症例】