2017年4月14日 金曜日
【症例】右膝の痛み
今回は足元からくる膝の痛みでした。
この方の場合、歩き方や立ち方の癖から膝周りの筋肉の使い方に左右差が強く、主に右膝への負担が多くなっている状態でした。
片側の筋肉がうまく使えていないことが原因で、もう一方の痛みを引き起こすケースは多々あります。
特に「骨格が歪んでる気がする」「いつも片側だけを使っている」など、ご自身で自覚されるぐらいの場合はこのような痛みを引き起こす可能性は高いと思います。
施術所において、筋肉を「ゆるめる」ことは多いですが、この「再教育」を行うことも改善には必要な要素となります。

患者
R.Iさん 女性 30代
悩み
右膝の痛み
特にしゃがんだ時や立ち上がる瞬間
その他の症状
なし
過去に受けていた施術
整体、カイロ
主な施術ポイント
腓骨筋、足首
施術内容と経過
【1回目】
下肢の検査を行ったところ、左の足首のかたさと腓骨筋の弱さがみられた。
普段の生活での疲労も多い状態だったので、疲労除去の施術と足関節の調整と腓骨筋の再教育を実施。
施術後の膝の屈伸動作での痛みはほとんど消失。
【2回目】
前回施術後から膝の安定感が出る感じがあった。
膝の曲げ伸ばしが多くなってくると、やや痛みを感じることもあるが、初診時の痛みに比べるとマシになっている。
施術時の検査で、まだ腓骨筋の弱さが感じられるので、前回に引き続き筋肉の使い方と重心を整える施術を行う。
考察
今回は足元からくる膝の痛みでした。
この方の場合、歩き方や立ち方の癖から膝周りの筋肉の使い方に左右差が強く、主に右膝への負担が多くなっている状態でした。
片側の筋肉がうまく使えていないことが原因で、もう一方の痛みを引き起こすケースは多々あります。
特に「骨格が歪んでる気がする」「いつも片側だけを使っている」など、ご自身で自覚されるぐらいの場合はこのような痛みを引き起こす可能性は高いと思います。
施術所において、筋肉を「ゆるめる」ことは多いですが、この「再教育」を行うことも改善には必要な要素となります。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。関連記事タグ : 膝の痛み【症例】