2019年7月27日 土曜日
【症例】ギックリ腰による痛みではなく腰がつったのが原因
今回のケースではギックリ腰になって痛みがひどくなっていたのは中腰になった際に『つった』ような感じになっていたからと考えられます。その『つって』固くなっていた筋緊張を取り除くことで症状が緩和された症例です。
利用者
男性 30代 吹田市在住 主症状
ギックリ腰 その他の症状
特になし 過去に受けていた施術
特になし 主な施術ポイント
重心へのアプローチ。
左臀筋の筋緊張の除去。 施術の経過と内容
1回目
重心へのアプローチ。
歪みへのアプローチ。
(疼痛性による歪みを考慮して)
過剰な筋緊張へのアプローチ。 施術後
ペインスケール10→5 2回目
翌日
施術後から翌日のお昼までは
10→3
かなり楽に過ごせたとのこと。
しかし、お昼から5㎞程歩いてしまったら
痛みがかなり出てきた。 前回と同じ施術方針で進める。 3回目
1週間後
かなり楽に。
ギックリ腰による腰痛は完全になくなったが
歪みが少し気になるとのことでメンテナンスしていく方針。 疼痛性の歪みがなくなっている。
しかし、元々の歪みなのか
上半身と下半身のバランスが正反対に歪ませバランスを取っていたため、それに対してアプローチ。 これからは2.3週間に1回メンテナンスしながら、歪みやギックリ腰のような痛みが出ないように施術を行なっていく。 考察
今回のケースは来られる4日前に中腰になった瞬間ギクっと傷めたとのこと。 4日目に比べて痛みが引くどころか
段々悪化している事で施術を希望されました。 問診で聞いていくと
動作の初め(椅子から立ち上がる際、朝ベッドから起き上がる際)に特に痛みが出るとのこと。 また、座りっぱなしの姿勢でも痛みがひどいとのこと。 一番楽な時は動いている時。 身体を診ていくと
押さえられると痛みがあるよりかは気持ちいい感じ。
少し熱感があり炎症反応があると判断。 以上のことから
中腰になった際に『つった』ような感じになったと考えられました。 しかし、最初はつったような状態だったが、痛みが引かなくかばっていると徐々に悪化し筋緊張が強くなり、その部分が固まったと考えます。 だから、動きが止まっていたり、止まって固まっている状態から動き始めは痛みが伴っていたり、 動いていると固まっている部分が緩でいき、楽に感じたり、固まっている部分を押さえられると気持ち良く感じていたりしていたと思われます。 翌日に歩き過ぎて痛みが出現したのは
固まっていた部分が動くようになり
筋疲労が生じた結果と考えます。 施術では
かばっていた姿勢からバランスを戻すための施術と
固まっていた部分はしっかり緩めるように行った結果、
痛みが取れたと考えます。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン関連記事タグ : ぎっくり腰【症例】