2019年7月28日 日曜日
【症例】突然現れた全身のだるさは過度の疲労と湿気が原因
今回のケースでは過度疲労による循環力の低下とこの季節特有の湿気が招いただるさと考えられました。施術で循環力を補い自ら循環させ回復できるようにしたこととセルフケアで水分の取り方、ツボマッサージを行った結果良くなっていった症例です。
利用者
女性 30代 吹田市在住 主症状
右肩〜前胸部、側壁部のだるさ その他の症状
腰のだるさ
両腋窩のだるさ 過去に受けていた施術
マッサージ 主な施術ポイント
重心の調整
疲労=内臓の調整
循環系へのアプローチ 施術の経過と内容
1回目
重心の調整をメインに全身アプローチ。 2回目
1週間後
楽にはなったが波があるとのこと。 前回と同じ施術方針に加え、疲労系=内臓の調整を追加。 3回目
1週間後
だるさはかなり楽に。
しかし、それでも気になるとの事。 前回と同じ施術方針に加え、胸郭へのアプローチを追加。 4回目
1週間後
ペインスケール10→3
かなり楽になってきている。
しかし、腰部と両腋窩のだるさが出現。 循環へのアプローチをメインに施術。 栄養面や水分摂取の仕方を指導。
セルフケア(ツボマッサージ)を三箇所指導。 5回目
1週間後
かなり楽に。 施術内容は変えずアプローチ。 伝えたセルフケアを実施してもらいながら、様子見るように。 考察
今回のケースは突然現れた肩まわりのだるさがお悩みで来られました。 身体を診ていくと
1回目診た際かなり歪みが出ていました。 まずはその影響で重心やバランスが崩れて症状が出ていたと考え施術を行いました。 施術を行った結果変化はでた。
しかし、2回目診た際歪みもかなり良くなっているにも関わらず、持続性やより大きな変化はなかった。
根本的に疲労除去が体内で上手くいっていないと考え内臓系へのアプローチを行いました。 それに加え新たに腰部や両腋窩の症状も出てきた。 再度問診していくと
だるくなったのは朝から。
その前日は雨だったので、家でずっといました。 上記の問診から循環力がかなり落ちている事でだるさが出ていた。
さらに湿気が高まっていることも大きいと考えました。 東洋医学的に診ると
湿邪による粘滞性(血の流れがネチョーとゆっくりになる)事と家でゆっくりしたことがより循環力を下げたと考えました。 施術で循環系のアプローチをメインに行ったことで施術後からかなりスッキリしたと言っていただきました。 さらにその持続性を作るためにセルフケア
指定した1日の水分量を摂取するように努力してもらうこと。
ツボマッサージを行うことで湿邪による循環低下を防ぐように努力してもらうこと。 すると持続性も出て無事に卒業する事が出来ました。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン関連記事タグ : 肩の痛み【症例】