2017年11月27日 月曜日
【症例】口を開く、肩を揺らすチック症状|吹田市の小学生
小児科、整骨院に18回通い余計に悪化したチック症状と不良姿勢に悩んでいた吹田市の小学生。口を開く、肩を揺らす、肩をひくなどの症状。引き金になる要因は多数ありましたが根本的な原因は胎内トラウマにあったと考えられるケースです。
・患者
女児 10歳・症状
口を開く、肩をひく動き、食べ物を吐き出す・その他の症状
肩こり、姿勢不良・過去に受けていた施術
小児科、整骨院・主な施術ポイント
お腹、頭へのタッチ、お母さんへの施術・施術内容と経過
【1回目】 チック症状および不良姿勢が気になり小児科受診や整骨院に18回通ったが余計に悪化したとのことで来院。 胎内トラウマが見られた→妊娠中にお母さんにかなりのストレスがあったことが確認できる。 頭、お腹 そしてお母さんの緊張が強かったためお母さんへの施術 自宅でのセルフケアを指導 (翌日、お母さんから電話があり施術ご泣きながら崩壊し「お母さん嫌い!」と今ままで思っていたこと吐き出したとのこと。) 【2回目】 1週間後 寝返りの感じが落ち着いたとのこと 施術は前回と同様 【3回目】 一週間後 学校が始まり不安感が増す、給食への不安感 チック症状は減少 お腹、背中等への施術 もう一度セルフケアをお伝えする。 【4回目】 1週間後 チック症状は晩御飯の時のみ出現 【5回目】 特に変化なく落ち着いている 【6回目】 肩を揺らし引く症状も週に1回程度に減少したとのこと 【7回目】 3週間後 前回の後マイコプラズマに感染 その後、肩のチック症状が出現 【8回目】 キネシオロジーにて再検査 父親の存在が強くでる(生まれる前に離婚している) 【9回目】 呼吸法の指導 【10回目】 肩の症状は落ち着いているが、口のチック症状が再出現 キネシオロジーでチェック 感情ー喜びで反応 嬉しいことがあったとのこと 【11回目】 チック症状は落ち着いている 傾向が見えてきたこともあり 学校のイベントや環境的に変化がある際の施術メンテナンスに以降 その後月に1回のペースでメンテナンス。 症状は落ち着いており、自覚症状も良い・考察
このケースは色々な複合要素が詰まっている。 胎内トラウマから始まり食事中のトラウマ、そして母子関係、父子関係。 ちなみに自律神経は胎児の時から発生する。 胎内でいるときに母体が強いストレスを感じたりお腹の環境が悪いと赤ちゃんもストレスを感じ自律神経を乱し生まれてくる可能性が高くなる。 そして、整骨院などで骨格などにばかりフォーカスしてしまったため余計な刺激になってしまい悪化してしまう。 姿勢も一つの体の表現であるということは忘れてはいけない。 今の姿勢は今の状態に合わせてできてくる。 それは姿勢を直してくれというサインではないのある。 ときには喜びなどのポジティブな感情も症状出現の引き金になることがある。 何事も少なすぎても過剰でもダメでバランスがとれた状態でなければいけない。 この女児の場合は、ポジティブな感情もネガティブな感情も全て過ぎるとチックの症状が現れている。 その部分を親御さんが十分理解してあげることが改善につながる。 ※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。 大阪府箕面市の小児整体・小児ばり 岩永朋之整体サロン関連記事
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