2017年9月21日 木曜日
【症例】膝の痛みと腰~背中にかけての痛み
この方は学生時代はラグビー現在はトライアスロンをされている豊中市在住のアスリートの方の膝の痛みと腰から背中にかけての痛みが整体によって改善した例です。症状の経過施術について考察などを記しています。

利用者
30代男性 豊中市在住
主症状
右膝裏の痛み
その他の症状
腰
背中
過去に受けていた施術
マッサージ
整体・カイロプラクティック
主な施術ポイント
距骨
足趾の動き
施術の経過と内容
1回目
立位での姿勢をチェックすると
右側荷重と頭部前方変位が見られたので、
上記の部分の調整を行なう
施術後、膝の痛みは軽減
2回目
6日後に来院
前回施術後、4日程は調子が良かったがその後、膝裏の痛みが戻った
姿勢をチェックすると、右側荷重は改善、頭部前方変移は残存
頭部前方変位の調整を行なう
右背部~肩にかけての筋緊張が出ていたので、リリースを行なう
足首をチェックすると、左距骨の動きが悪かったので調整を行なう
3回目
2週間後来院
膝裏の痛みは無いが、違和感がある
腰~背中にかけての痛みは消失
頭部前方変位は改善
左距骨の調整再度行なう
右足趾の2-4が屈曲位にあったので調整を行なう
4回目
1か月後来院
膝裏の痛み、違和感消失
腰~背中にかけての痛みも再発していない
左距骨の動き改善
右足趾の調整再度行なう
考察
この方は学生時代はラグビーを実施し、
現在はトライアスロンを実施するなどのスポーツマンである
普段から10キロ走ったり自転車で40キロ漕いだりしていた
その際、膝の繰り返しの曲げ伸ばしが行われるが、
先ず、右側優位であった為右下肢に負担がかかりやすい状況であった
かつ、左の距骨の動きが悪く、より右側に負担が掛かってしまっていた
そして、右足趾が屈曲位にあり、足底への衝撃緩和・力発揮が上手く果たされなかった為、
股関節伸展、膝屈曲の負担が掛かりやすい膝裏に症状が出たものと考えられる。
故に、右側荷重を調整し、距骨の動きを出し、足趾の動きを出したことで症状の改善に繋がったものと考えられた。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
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