2020年2月22日 土曜日
【症例】スポーツによる足の甲の痛みが数回の整体で緩和
今回のケースは3週間前にスポーツによって足の甲を傷めた症例です。痛みの性質は足首を底屈時(足底に向けて曲げる動作)によってツーンと痛み、力抜ける感じとのことでしたが、アキレス腱やふくらはぎの筋緊張や筋膜リリース、関節調整を行うことで緩和したケースです。
利用者
女性 10代 吹田市在住 主症状
左足甲の痛み その他の症状
特になし 過去に受けていた施術
整骨院 主な施術ポイント
ふくらはぎ、アキレス腱の筋緊張及び筋膜リリース。
足首の骨や関節調整。 施術の経過と内容
1回目
前後、左右の重心へのアプローチ。
アキレス腱やふくらはぎなどの患部とは
反対側の筋緊張及び筋膜リリース。 2回目
3日後
かなり緩和されたが、少し違和感が残るとのこと。 前回と同じ施術方針に加え、足首の骨、関節調整を追加。 3回目
2週間後
期間をあけると少し痛みが出てきた。 前回と同じ施術方針で進める。 4回目
3週間後
痛み、違和感が無くなった。 前面と同じ施術方針に加え、重心へのアプローチをメインに施術。 考察
今回のケースは3週間前にスポーツによって足の甲を傷めた症例です。 問診で聞いていくと
痛みの性質は足首を底屈時(足底に向けて曲げる動作)によってツーンと痛み、力抜ける感じもするとのこと。 身体を診ていくと
上半身、下半身とも重心軸は左に傾いている状態。
左側に体重をかけ詰まらせているため、検査では左肩が挙げにくい結果や体重がかかっていることで左太腿外側の筋膜の固さもみられました。 足部に関しては
疼痛、圧痛を感じているのは足の前面の筋肉。
身体の状態としてはアキレス腱及びふくらはぎの筋肉が固くなっており、筋膜ラインでもふくらはぎ全体の膜が硬くなっていました。
これによりふくらはぎなどの筋肉や筋膜の短縮、収縮があることで痛みを訴えている前面の部分は伸ばされて固くなっていると考えられました。
それらに加え、バランス機能を司る足首の骨、関節の固さもあることで痛みが出ていたと考えます。 上記に述べた左右の重心とは別に前後の重心では
仰け反っている姿勢であり、これがアキレス腱やふくらはぎの筋や筋膜の固さにつながっているとも考えました。 施術では
骨、関節の調整。
アキレス腱、ふくらはぎの筋緊張及び筋膜リリースを行うことで痛みが緩和されました。 今後はスポーツが続く中で上記のような足の問題やその他のスポーツ傷害にならいないようメンテナンスを行い、パフォーマンスが上がるように診ていく方針。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン関連記事タグ : スポーツ障害【症例】