2020年3月26日 木曜日
【症例】突然の顎の痛みはバランスと普段の行動が原因
今回のケースは突然顎が痛くなって来られました。顎が痛くなる前にインプラントを行ったこと、新しく体を動かすゲームを買ったことで痛めた。施術でバランスを整え、顎に関連性のある足の筋緊張等を取ること、家で一つ行動を変えてみることで緩和した症例です。
利用者
女性 20代 豊中市在住 主症状
左顎の痛み その他の症状
歪み 過去に受けていた施術
特になし 主な施術ポイント
重心へのアプローチ。
顎周辺、足部から関連性のある部分の筋緊張除去。 施術の経過と内容
1回目
反り腰等の歪みを調整。
足から関連性のある関節や筋、筋膜へのアプローチ。
顎周辺の関節や筋肉へのアプローチ。 2回目
1週間後
前回よりも顎が開きやすく、痛みも緩和。 前回と同じ施術方針で進め、顎周りの筋肉へのアプローチをより細かく施術。 3回目
2週間後
1週間目は楽に過ごせた。
しかし、2週目から痛みが出てきた。 前回と同じ施術方針に加え、体の回旋へのアプローチを追加。 ゲーム一旦止めるように指導。 4回目
2週間後
かなり楽でこの2週間は痛みがなかった。
また、口が大きく開けるようになった。 前回と同じ施術方針で進める。 考察
今回のケースは1ヵ月前から左顎の痛みが出てきて、来られた時は自分の指が2本しか入らないぐらい口が開けれない状態。 その他に自覚的に痛みが出るタイミングはあくびや口大きく開けて食べる。
例えばかぶりつくなどの動作は痛むため出来なくなったとのこと。 問診で聞いていくと
自覚的にはインプラントを行ってから痛みが出てきたかもしれない。
しかし、インプラントによる部分は歯医者さんにも伝えているが、関連性があるとは思えない状況。 もう一つは
最近体動かしながら出来るゲームを買ってやっている。
ここ最近新しいこととはその点しか思いつかないとのこと。 身体を診ていくと
かなり歪みや重心の崩れがあった。
患部である顎関節周囲の筋緊張も強かったため痛みの原因はこの筋緊張が関与していると考えられました。 なぜ痛みが出たかという点については
そのゲームが一つ考えられます。 本来であれば
目で追って体全体を動かしますが、目だけ(頚椎も)残して動かすことで頚椎周辺を固定したまま、その部分から下(胸郭、腰部、骨盤、足部)だけは捻られるといった現象がおき顎に負荷がかかった。 もしくは
画面に集中していることで自分の体がどう動いているか把握出来ず、動かす。
この時必然的に力が入り、顎にも負荷がかかった。 このどちらかと絞れた。 なぜなら、
3回目の施術の際
2週目から痛みが出てきたのはそのゲーム行ってからだった。 それからもゲームやめてもらうと痛みが出なくなったので
体の動かし方はかなり関与していた症例です。 また、施術後にはかなりペインスケールが低下していること、顎の開きが大きくなったことも考えると元々バランスが崩れて傷めやすかったことも要因と考えられます。 (個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。) 大阪・北摂・箕面 整体院・整骨院 岩永朋之整体サロン関連記事タグ : 顎関節症【症例】